博物館の建設プロジェクトはロシアと国境の町、コウボラで進んでおり、ここには20世紀から今日に至るまでフィンランド国防軍の航空基地が設置されている。現在、メモリアルゾーンにはソ連時代のヘリ「ミーリ」が展示されている。
В финской деревне Утти неподалеку от российской границы создают музей, где основными экспонатами станут советские вертолеты ОКБ имени Миля: https://t.co/tzAiGjeXqt pic.twitter.com/ht5pjPbWIq
— Известия (@izvestia_ru) June 8, 2021
フィンランドでは2018年まで、こうしたヘリが10機運用されていた。いずもソ連時代の製造となっている。
このプロジェクトを発案したエイノ・ランタラ博士は、 フィンランドの歴史において「ミーリ」が果たした役割を記憶にとどめたいと語っている。
我々はウッチに倉庫を建設し、展示スペースを作りたいと思っている……プロジェクトは寄付金により運営されている。展示スペースは合わせて640平方メートルで、建設費用は50万から70万ユーロ(6600万円から9300万円)と見積もられている。主な目的は航空博物館をオープンすることである。
フィンランドで「ミーリ」のヘリは1970年代から運用されており、主に国防軍や国境警備隊、救助隊、首脳や来賓の移動で使用されていた。