プシダチ次官は伊紙イル・メッサジェロの取材に応じた中で次のように発言した。
ウクライナのNATO加盟問題は1998年以降、議題に上がっている。これはいつか実現するだろう。この国は必要な課題実現に向けて、あらゆる努力を行っている。
先に提案されたロシアと欧州連合(EU)の首脳会談について質問された中では2016年の合意文書に言及した。この文書ではロシアとの関係について5つの原則が定められており、ロシアとの「選択的」対話はそのうちの1つにすぎないと指摘した。
最近の情勢を見てみましょう。ロシアはウクライナとの国境で軍事的圧力を行使しているほか、クリミア半島では攻撃的政策を続けています。そして、ベラルーシ情勢に介入し、ポーランドには情報戦を仕掛けています。これが果たして首脳レベルで対話をする上で良好な雰囲気といえるでしょうか。
また、イタリアのマリオ・ドラギ首相がロシアを重要な経済的パートナーと呼んだ点については疑義を挟んだ。
EUにとってそれほど重要な経済的パートナーであるとは言えません。指標を見てみましょう。EUの経済規模はどれほどでしょう。EU経済はロシアに何を提案できるでしょう。その逆はどうでしょう。私はドラギ首相の主張をコメントする立場にはありませんが、これは捉え方次第だと思います。
ロシアは欧州から寄せられてる多くの疑惑について、根拠がないものとして退けている。