Rest of Worldによると、教師のマクスウェル・チメザさん(27)は教育を受けておらず、パソコンも持っていない。遠隔授業のために使用しているのは、32GbのメモリとアプリWhatsAppを備えたサムスンの安価なスマートフォンGalaxy A10Sのみ。
メディア報道によると、チメザさんは、高価な学習塾や家庭教師と同等の結果を示している。一方、チメザさんは自身について、専門的な資格は持っていないと警告しているという。
チメザさんは、首都ハラレ郊外のムバレというジンバブエで最も貧しい地域の1つに住んでいる。チメザさんは2012年に14の大学入試に合格したが、資金不足のため大学に入学することができなかった。そして2019年、チメザさんはWhatsAppを使って子どもたちに教え始めた。
“I’m an unqualified teacher.”
— Rest of World (@restofworld) June 25, 2021
Maxwell Chimedza's family didn't have the money to pay for the university degree needed to formally become a teacher in Zimbabwe. So he turned to WhatsApp and started one of the country’s most successful tutoring academies https://t.co/UgYs8RlUcB
チメザさんは子どもたちのためにWhatsAppに個別の「クラス」と時間割をつくり、教材を追加し、それを使ってトライアルテストを行い、教え子たちの学力を確認した。
チメザさんは、短期間での受験準備に焦点を当てており、3カ月で生徒の成績を優秀なレベルまで引き上げると約束しているという。
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