ラプンツェル症候群の少女が腹部の痛みと膨満感を訴えたことから手術が行われることとなった。
少女の両親は、彼女が2年半前から髪の毛を食べ始めたことを認めた。両親は、この依存症と闘おうと努力し、彼女の髪を短くしたが、しかし、少女は周りの人たちの髪を口にしようとした。
手術には5人の医師らの協力が必要となった。オペチームを率いたビベク・ブハド医師は、髪を食べてしまう食毛症は、通常、深刻な精神疾患に関連していると指摘した。
ラプンツェル症候群は、食毛症の患者の胃の中に髪の毛が蓄積する極めて珍しい病気で、腸閉塞を引き起こすことがある。1968年以来、世界ではこの症例はわずか64件しか報告されていない。