8日に記者会見を開いた難波喬司副知事によると、県はこれまで崩落した土砂を約10万立方メートルと推計していたが、崩落地点周辺を上空から計測したデータと昨年1月時点のデータを比較した結果、推計の半分程度と見られることが明らかになった。
NHKの報道によると、盛り土を造成した神奈川県小田原市の業者が熱海市に提出した計画書では、盛り土の高さは15メートル、量が3万6000立方メートルとされていたが、実際に崩れた盛り土は最大で高さ50メートルに達していたと推定されているという。
県は、当初の計画を上回った経緯と適切な対策がとられていたかについて調査を進めている。
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