シリダク部長は「バンコクにある建設労働者の大型寮で大規模な検査が行われた結果、1人の患者に同時にアルファ株とデルタ株が混在が混在するという稀有な例が見つかった。こうした患者は7人見つかっている」と語っている。
シリダク氏は1人の患者に複数の株が混在している理由について、密集した条件で暮らしていたために発生したのではないかと考えている。
シリダク氏は、タイでの混在株の患者は無症状であることから、「複数の株に同時感染した場合、重症化するということではないらしい」と指摘している。
タイでは現在、首都バンコクと9つの県で21時から4時までの夜間外出禁止令を含む厳格な制限措置が敷かれている。