ウォールストリートジャーナルの報道によれば、ニューヨーク証券取引所ではアラビカ豆の供給契約額がここ3か月間で18%超上昇し、450グラム強に対する価格が1.51ドルに達した。
価格高騰の原因のひとつには、アラビカが主要なコーヒーであるブラジルを襲った干ばつがある。ウォールストリートジャーナルによれば、ブラジルの干ばつはほぼ100年ぶりの最もひどいもので、プランテーション農園主らは20年ぶりの不作になると予想している。
ブラジルの他のコーヒーの生産国はコロンビアとベトナムだが、この2国も収穫で大きな問題を抱えている。ウォールストリートジャーナルによると、コロンビアでは抗議市民が道路や港を封鎖しており、コーヒー豆の流通が滞っている。ベトナムはパンデミックとコンテナー船不足から海上輸送費の高騰のあおりを受けている。
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