バイデン氏は27日、国家情報長官室で演説し、来たるスイス・ジュネーブで行われるロシアとの戦略的安定に関する会談について言及した。
バイデン氏によれば「プーチン氏は『リアルな問題』を抱えている」。「プーチン氏は核兵器と油田だけで経済を営んでいる。他には何もない」とバイデン氏は考えている。
また、バイデン氏はこのような発言もした。「ロシアの経済は今どうなっていますか?世界で8番目に小さい?いや、世界で8番目に大きい?」
さらに、バイデン氏は「プーチン氏は、ロシアが実際に酷い経済状況にあることを知っており、私の意見では、それは彼をさらに危険なものにしている」と述べた。
6月の首脳会談で両首脳は、戦略的安定、貿易関係、地域の安全、サイバーセキュリティ―について討議したことを明らかにした。バイデン氏は、米露は戦略的安定の作業メカニズムと、即応時間を短縮する新たな軍備システムのコントロールメソッドの構築を試みる必要があると指摘していた。
ロシアと米国は28日、戦略的安定に関する会談を実施する。
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