ミサイル駆逐艦「ベンフォールド」が国際法の規則に則った形で台湾海峡の国際水域を計画通りに通過した。米軍の第7艦隊が発表した。
米海軍の発表によると、これは船舶の自由な移動と、開かれたインド太平洋地域に対する忠誠心を示すものであり、米軍は国際法が許す限りにおいて、あらゆる地域で飛行、運航、行動する用意があると主張している。
台湾海峡の航行に対しては、中国政府が猛烈に反発している。
6月末に米軍が同じく台湾海峡を通過した際も、中国政府は抗議していた。その際、米軍の行動は地域の安定を揺るがし、台湾海峡における平和と安定に打撃を加えるものであると指摘していた。
中国外務省は台湾情勢を米中間において、最もデリケートな問題であると一度ならず表明している。
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