外交使節団のニキータ・イシェンコ報道官は、「政権の崩壊に関しては、ガニー大統領がアフガニスタンからどのように脱出したかがもっとも特徴を表しているといえる。4台の車に現金が詰め込まれ、ヘリコプターにも乗せようとしたが、しかし、全部を持っていくことはできず、一部が滑走路に残された」と語った。
アフガニスタンの状況に関しては、大都市部へのタリバンの攻撃に伴い、この数週間で特に悪化している。15日、メディアや情報筋は、反乱軍がすべての国境地点を支配していると報じた。その日の遅く、武装勢力はカブールに入り、大統領官邸を制圧したと発表した。アフガニスタンのアシュラフ・ガニー大統領は、「大虐殺を防ぐため」に国を離れたと述べた。16日の夜、タリバンのスポークスマンであるモハマド・ナイム氏は、アフガニスタンでの戦争は終了し、同国の統治形態はまもなく明らかになると表明した。
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