同氏によれば、「スプートニクV」を2回接種する場合とロシアの製薬とアストラゼネカ社製薬の組み合わせを比較した場合、免疫原性で「大きな変化は確認されなかった」という。アルゼンチン保健省のプレスサービスはフェランテ副保健相を引用し、「しかし、『スプートニクV』とモデルナ社製薬を組み合わせた際に、強い抗体反応が観察され、効果が大きいことが確認された」と強調した。フェランテ副保健相によれば、「スプートニクV」と中国のシノファーム社製薬の組み合わせの研究結果は、「現在、分析が進められている」という。
同副相は、組合せの研究過程では、ワクチン接種で副作用が強まる可能性については違いは見られなかったと指摘し、「入院に至るケースはなかった」と語った。アルゼンチン市のニコラス・クレプラク保健相はこうした結論を確認し、地域で取り組まれた研究では「深刻な副作用はまったく確認されなかった」と述べた。
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