ブルームバーグのコラムニスト、マーク・ガーマン氏によると、60歳の会社代表は2025年から2028年まで現在のポストに留任する可能性がある。ガーマン氏は、彼のリーダーシップの下にある企業が新しいタイプのガジェットをリリースした後、クック氏は会社を去る準備ができていると見ている。同アナリストは、「Google Glass」に遅れる形での対応となったヘッドセットを「Mixed Reality Glasses」と呼ぶ。このヘッドセットは2025年までに発表される予定。
また、ガーマン氏は、現在のリーダーがいなくなったApple社の今後の可能性について語った。専門家は、元オペレーションディレクター、ジェフ・ウィリアムズ氏を同社CEO役の主な候補者と見ている。しかし、ウィリアムズ氏はクック氏より3歳しか若くなく、同氏は2025年には62歳になる。
マーク・ガーマン氏は、Apple社の次の代表となるのは、メディアとコミュニケーションを取り、企業の製品のプレゼンテーションに登場する、同社のパブリックトップマネージャーの1人と見ている。同氏が名前を上げた中には、ソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長のクレイグ・フェデリギ氏や小売および人事担当上級副社長のディアドラ・オブライエン氏、ハードウェアテクノロジー担当上級副社長ジョニー・スルージ氏、インターネット関連ソフトウェア・サービス担当上級副社長のエディー・キュー氏が含まれる。
創設者のスティーブ・ジョブズ氏が去った後、ティム・クック氏がApple社のCEOに就任。同社の元代表は、2011年8月25日にCEOに任命された。
以前、CNBCのジャーナリストは、Apple社のティム・クックCEOが同社の500万株を7億5000万ドル(約823億円)で受領したことを明らかにした。2011年の合意に基づき、数億ドルの最終ボーナスが彼に授与された。
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