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親子三代で日露の架け橋 バラライカ奏者の北川翔さん、クリスマスにリサイタル
親子三代で日露の架け橋 バラライカ奏者の北川翔さん、クリスマスにリサイタル
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... 2021年10月6日, Sputnik 日本
2021-10-06T19:11+0900
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北川さんはロシア音楽一家のサラブレッド。祖父の北川剛さんはシベリア抑留をきっかけにロシア民謡を日本に広め、指揮者・ロシア民謡研究家として活躍した。今年はちょうど、剛さんの生誕100周年にあたる。父の北川つとむさんは日本初のバラライカ奏者だった。北川さんは17歳のとき、つとむさんが立ち上げた楽団「東京バラライカアンサンブル」とともにロシアを訪れてバラライカの魅力に触れ、ロシア音楽の素晴らしさを実感した。その後はプロを志し、2004年、ラフマニノフ記念ロストフ音楽院に特別奨学生として留学。しかし留学に慣れた矢先に、つとむさんが他界してしまった。北川翔さん「父は生涯で5回のリサイタルを行い、その中でも36歳のときに行った第4回リサイタルは名演と呼ばれるものでした。僕自身も36歳になる2020年に亡き父と同じタイミングで4度目のリサイタルを、と考えていました。音楽に勝ち負けというのはないと思いますが、出来れば父と同じ歳での勝負をしてみたいと開催を決めました。コロナの影響で延期したため、残念ながら同じ歳に、とはいきませんでしたが、今回のリサイタルでは父の得意としていたレパートリーを多く取り入れる事にしました。今年2021年は僕のデビュー15周年でもあり、祖父、北川剛の生誕100年の年でもあります。父と比較されたり、3代続くロシア音楽一家としての重圧に苦しんだ時期もありましたが、時間をかけて見つけてきた「北川翔の音色」というものにこだわって、先代達の想いや情熱を胸に、心を込めて演奏します。」北川さんは2020年2月、ロシアで最も権威のある民族楽団「ネクラーソフ記念民族楽器オーケストラ」と共演。オーケストラをバックに演奏し、高い評価を得た。今回のリサイタルには、大田智美さん(アコーディオン)、浜野与志男さん(ピアノ)も出演する。浜離宮朝日ホールで14時開演、チケットは10月10日から販売開始する。
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親子三代で日露の架け橋 バラライカ奏者の北川翔さん、クリスマスにリサイタル
今年のクリスマス、12月25日に都内でバラライカ奏者・北川翔さんのリサイタルが開催される。バラライカはロシアの伝統的な弦楽器。北川さんは、国際ロシア民族楽器コンクールのバラライカ部門で、外国人として初めて優勝した実力者だ。まだ日本ではマイナーな楽器だが、北川さんは日本で唯一のプロ奏者として、バラライカの魅力を広めるべく、演奏活動や指導を行なっている。
北川さんは
ロシア音楽一家のサラブレッド。祖父の北川剛さんはシベリア抑留をきっかけにロシア民謡を日本に広め、指揮者・ロシア民謡研究家として活躍した。今年はちょうど、剛さんの生誕100周年にあたる。
父の北川つとむさんは日本初のバラライカ奏者だった。北川さんは17歳のとき、つとむさんが立ち上げた楽団「東京バラライカアンサンブル」とともにロシアを訪れてバラライカの魅力に触れ、
ロシア音楽の素晴らしさを実感した。その後はプロを志し、2004年、ラフマニノフ記念ロストフ音楽院に特別奨学生として留学。しかし留学に慣れた矢先に、つとむさんが他界してしまった。
北川翔さん「父は生涯で5回のリサイタルを行い、その中でも36歳のときに行った第4回リサイタルは名演と呼ばれるものでした。僕自身も36歳になる2020年に亡き父と同じタイミングで4度目のリサイタルを、と考えていました。音楽に勝ち負けというのはないと思いますが、出来れば父と同じ歳での勝負をしてみたいと開催を決めました。
コロナの影響で延期したため、残念ながら同じ歳に、とはいきませんでしたが、今回のリサイタルでは父の得意としていたレパートリーを多く取り入れる事にしました。
今年2021年は僕のデビュー15周年でもあり、祖父、北川剛の生誕100年の年でもあります。父と比較されたり、3代続くロシア音楽一家としての重圧に苦しんだ時期もありましたが、時間をかけて見つけてきた「北川翔の音色」というものにこだわって、先代達の想いや情熱を胸に、心を込めて演奏します。」
北川さんは2020年2月、ロシアで最も権威のある民族楽団「ネクラーソフ記念民族楽器オーケストラ」と共演。オーケストラをバックに演奏し、高い評価を得た。
今回のリサイタルには、大田智美さん(アコーディオン)、浜野与志男さん(ピアノ)も出演する。浜離宮朝日ホールで14時開演、チケットは10月10日から販売開始する。