米国 新型コロナの失業手当 11兆円が悪用

CC0 / PublicDomainPictures / Доллары
Доллары - Sputnik 日本, 1920, 22.12.2021
サイン
米シークレットサービスは、新型コロナウイルスの影響で苦しむ人々や企業を対象にした救済支援について、詐欺師らが悪用した額は約1000億ドル(約11兆円)にのぼると明らかにした。同機関の特別捜査官補のロイ・ドットソン氏が、米CNBCのインタビューで語っている。
ドットソン氏によると、悪用された金額は、救済支援として計上された3兆4000億ドル(約390兆円)の予算の3%を占めており、この大部分が失業手当として給付されたものだった。
米国労働省は、870億ドル(約10兆円)が不正に給付された恐れがあると指摘している。
中国と米国の旗 - Sputnik 日本, 1920, 22.12.2021
米国の著名な化学者に有罪判決 中国との関係を隠蔽
ドットソン氏はインタビューで、「給付金の受給方法が容易だったことで、犯罪者が行動を起こしやすくなった」と指摘している。
米シークレットサービスは、政府の救済支援策で給付されたもののうち12億ドル(約1370億円)をすでに凍結した。現在、支援策関連の詐欺事件について調査が進められている。
関連ニュース
岸田首相 「アベノマスク」年度内をめどに廃棄
米国政府が数百万人のワクチン接種データを過大集計-ブルームバーグ
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала