ロシアは今回の北京五輪で、女子シングル、男子シングル、ペア、アイスダンスの全カテゴリーで3人(3組)の出場枠を獲得している。
ロシア選手権で最も注目が集まっているのは、女子シングルだ。このカテゴリーでは、北京五輪の切符を狙う全ての女子シングル選手が今季初めて一堂に会する。カミラ・ワリエワ選手(15)、「ロシアのロケット」の異名を持つアレクサンドラ・トルソワ選手(17)、現ロシア・世界チャンピオンのアンナ・シェルバコワ選手(17)、2021年世界選手権の銀メダリストのエリザベータ・トゥクタミシェワ選手(25)、マイア・フロミフ選手(15)らがチャンピオンの座をかけて闘うことになる。欧州選手権女王のアリョーナ・コストルナヤ選手(18)は手を骨折したためロシア選手権を欠場する。また、ダリア・ウサチョワ選手(15)もNHK杯でのウォーミングアップで負傷したため同じく欠場する。