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韓国で「国産イチゴ」がシェアトップ報道 これに日本から「待った」の声
韓国で「国産イチゴ」がシェアトップ報道 これに日本から「待った」の声
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韓国の朝鮮日報(日本語電子版)は、イチゴ市場で自国産イチゴ「雪香(ソルヒャン)」がシェアトップになり、「日本品種のイチゴが韓国市場から消えた」と伝えた。ところが「雪香」開発の掛け合わせに使われたのが日本の2つの品種であったことから、日本国内でこれを問題視する声が再び挙げられている。日本の夕刊フジが報じた。 2022年1月12日, Sputnik 日本
2022-01-12T00:50+0900
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夕刊フジによれば、「雪香」の掛け合わせには日本の「章姫」と「レッドパール」の2つの品種が使用されている。 章姫は静岡県のイチゴ生産者、萩原章弘さんが20年以上もの年月をかけて品種改良。息子の和弘さんは、韓国とは契約を交わしていないという。日本の優良品種の果物の苗が韓国、中国へと無許可で流出し、さらにその生産物がアジアの別の諸国へ輸出されている例は日本の農林水産省も把握し、対策に頭を悩ませている。甘く、皮ごと食べることができるシャインマスカットも同じで、中国産、韓国産が香港、タイ・マレーシア、ベトナム市場で販売されている。「雪香」の場合、掛け合わせのもとになる「章姫」と「レッドパール」の育成権者は韓国の生産者に期間限定、契約者の実が利用するという条件で許諾したはずだったが、2006年には両方の品種ともに韓国のイチゴ栽培シェアの80%以上に拡大。さらにこれを基に韓国で掛け合わせ開発された品種「雪香」が拡大して、市場の90%以上を占めるに至った。日本は韓国に対して、早期に全植物を保護対象とするよう要請したが、植物新品種保護国際同盟の条約上、2012年までイチゴは保護対象とされず、育成者の権利は保護されなかったという経緯がある。章姫の開発者の息子の荻原和弘さんは夕刊フジからの取材に「品種登録から30年になるが、現在でも残っているということはそれだけ皆さんに愛されているからだと思う。今後も残していきたいし、人気が続いてくれればと思っている」と語っている。関連ニュース
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韓国で「国産イチゴ」がシェアトップ報道 これに日本から「待った」の声
2022年1月12日, 00:50 (更新: 2023年12月4日, 21:00) 韓国の朝鮮日報(日本語電子版)は、イチゴ市場で自国産イチゴ「雪香(ソルヒャン)」がシェアトップになり、「日本品種のイチゴが韓国市場から消えた」と伝えた。ところが「雪香」開発の掛け合わせに使われたのが日本の2つの品種であったことから、日本国内でこれを問題視する声が再び挙げられている。日本の夕刊フジが報じた。
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よれば、「雪香」の掛け合わせには日本の「章姫」と「レッドパール」の2つの品種が使用されている。 章姫は静岡県のイチゴ生産者、萩原章弘さんが20年以上もの年月をかけて品種改良。息子の和弘さんは、韓国とは契約を交わしていないという。
日本の優良品種の果物の苗が韓国、中国へと無許可で流出し、さらにその生産物がアジアの別の諸国へ輸出されている例は日本の農林水産省も
把握し、対策に頭を悩ませている。甘く、皮ごと食べることができるシャインマスカットも同じで、中国産、韓国産が香港、タイ・マレーシア、ベトナム市場で販売されている。
「雪香」の場合、掛け合わせのもとになる「章姫」と「レッドパール」の育成権者は韓国の生産者に期間限定、契約者の実が利用するという条件で許諾したはずだったが、2006年には両方の品種ともに韓国のイチゴ栽培シェアの80%以上に拡大。さらにこれを基に韓国で掛け合わせ開発された品種「雪香」が拡大して、市場の90%以上を占めるに至った。日本は韓国に対して、早期に全植物を保護対象とするよう要請したが、植物新品種保護国際同盟の条約上、2012年までイチゴは保護対象とされず、育成者の権利は保護されなかったという経緯がある。
章姫の開発者の息子の荻原和弘さんは夕刊フジからの取材に「品種登録から30年になるが、現在でも残っているということはそれだけ皆さんに愛されているからだと思う。今後も残していきたいし、人気が続いてくれればと思っている」と語っている。