国連安保理、ウクライナ情勢で初の議長声明採択
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国連安保理は6日(日本時間7日未明)、ウクライナ情勢に関する議長声明をロシアを含む全会一致で採択した。議長声明の採択は、2月24日の露軍の特殊軍事作戦開始以降初めてとなる。
声明では「安保理はウクライナの平和と安全保障の維持に深い懸念を表明し、全加盟国が国連憲章に基づいて平和的な手段で国際紛争を解決する責務を負うことを今一度念押しする」と表明。また、声明では安保理がグテーレス国連事務総長のウクライナ危機の解決に向けた働きかけを支持するとしている。
議長声明は国連安保理の公式見解で、採択には理事国の全会一致が条件となる。声明は議長名で発行され、決議とは違い、法的拘束力はない。5月の安保理議長国は米国で、声明の共同執筆者はメキシコとノルウェーだった。
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