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NATOをロシア・ウクライナ紛争の当事者にするような決断はしない=独ショルツ首相
NATOをロシア・ウクライナ紛争の当事者にするような決断はしない=独ショルツ首相
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ドイツのオラフ・ショルツ首相は、ドイツのナチズムによる解放記念日の8日、国民に向けて演説し、ドイツは北大西洋条約機構(NATO)をウクライナおよびロシア間の紛争の当事者にするような決断はしないと保証した。 2022年5月9日, Sputnik 日本
2022-05-09T13:31+0900
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ウクライナでの露特別軍事作戦
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原則として、ドイツ首相は5月8日にテレビ演説を行わない。しかし、ショルツ首相はウクライナ情勢と結びつけ、「私にとって、これは他に類を見ないような5月8日であるので、今日は皆さんに話している」と説明。ショルツ首相は、ロシア人とウクライナ人が共に第二次世界大戦時のナチス政権に反対したことを指摘した。ショルツ首相は、その歴史的経緯から、ドイツは攻撃される側に回ってウクライナを支援するしかないと指摘した。「これを行わないということは、あからさまな暴力に屈し、侵略者を強化することを意味する。」こうした上で、ショルツ首相は、ウクライナ支援に向けたあらゆる取り組みにおいて、ドイツ政府はドイツに損害をもたらすことをしないという原則に従うと国民に保証した。また、ショルツ首相は「NATOを戦争の当事者にするような決断はしない。私の決断は揺るぎないものだ。ましてや、核保有国間で世界大戦が起こってはならないというのは、5月8日の教訓だ」と言明した。ショルツ首相は、ウクライナでの戦闘行為がいつ終わるかわからないとしたが、「プーチンは戦争に勝たず、77年前に自由と安全が不自由、暴力、独裁に勝利したように、ウクライナは耐え、自由と安全が勝利する」と確信していると指摘。ショルツ首相は「今日これに寄与するのは、5月8日のこの教訓を『二度と起こさない』ことだ」と述べた。関連ニュース
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NATOをロシア・ウクライナ紛争の当事者にするような決断はしない=独ショルツ首相
ドイツのオラフ・ショルツ首相は、ドイツのナチズムによる解放記念日の8日、国民に向けて演説し、ドイツは北大西洋条約機構(NATO)をウクライナおよびロシア間の紛争の当事者にするような決断はしないと保証した。
原則として、ドイツ首相は5月8日にテレビ演説を行わない。しかし、ショルツ首相はウクライナ情勢と結びつけ、「私にとって、これは他に類を見ないような5月8日であるので、今日は皆さんに話している」と説明。ショルツ首相は、ロシア人とウクライナ人が共に第二次世界大戦時のナチス政権に反対したことを指摘した。
「当時、ドイツはロシア人とウクライナ人の両方に対して罪を犯した。この数十年間、我々は和解に向け努めてきた。しかし、ロシアのプーチン大統領はウクライナを征服し、その文化とアイデンティティを破壊したがっている。プーチン大統領は、野蛮な攻撃的戦争を国家社会主義との戦いと同一視している。これは歴史の改竄であり、卑劣だ。率直に言うことが我々の義務だ」
ショルツ首相は、その歴史的経緯から、ドイツは攻撃される側に回ってウクライナを支援するしかないと指摘した。「これを行わないということは、あからさまな暴力に屈し、侵略者を強化することを意味する。」
こうした上で、ショルツ首相は、ウクライナ支援に向けたあらゆる取り組みにおいて、ドイツ政府はドイツに損害をもたらすことをしないという原則に従うと国民に保証した。
また、ショルツ首相は「NATOを戦争の当事者にするような決断はしない。私の決断は揺るぎないものだ。ましてや、核保有国間で世界大戦が起こってはならないというのは、5月8日の教訓だ」と言明した。
ショルツ首相は、ウクライナでの戦闘行為がいつ終わるかわからないとしたが、「プーチンは戦争に勝たず、77年前に自由と安全が不自由、暴力、独裁に勝利したように、ウクライナは耐え、自由と安全が勝利する」と確信していると指摘。ショルツ首相は「今日これに寄与するのは、5月8日のこの教訓を『二度と起こさない』ことだ」と述べた。