https://sputniknews.jp/20220610/11509785.html
成田空港、カメ捕獲作業 滑走路への侵入防止
成田空港、カメ捕獲作業 滑走路への侵入防止
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日本の成田空港は9日、滑走路にカメが侵入するのを防ぐために4月下旬から周辺の池などで行っている捕獲作業を報道陣に公開した。日本のマスコミが報じた。 2022年6月10日, Sputnik 日本
2022-06-10T15:00+0900
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成田空港では昨年9月、滑走路にカメが侵入し、滑走路が一時閉鎖された。産経新聞によると、カメが航空機のエンジンなどに巻き込まれると事故を引き起こす恐れなどがあるとして、成田空港は4月20日からカメの捕獲作業を開始した。9日までに144匹が捕獲された。捕獲作業は10月まで続けられる。9日の捕獲作業では、仕掛けておいた罠に4匹のカメがかかっていた。これらのカメは、ペットショップで販売するために米国やアフリカから持ち込まれた外来種で、飼い主に捨てられて空港周辺で繁殖したとみられている。専門家によると、成田空港周辺の池などには数百匹のカメが生息している可能性がある。日本では5月、外来種への対策を強化する「改正外来生物法」が参議院本会議で可決・成立した。この改正法は、生態系への影響が懸念される外来種の対応策を強化したもので、繁殖力の強いアカミミガメとアメリカザリガニが新たに規制の対象となった。捕獲やペットとしての飼育は認められるが、販売や輸入、自然に放つことが禁止される。
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日本の成田空港は9日、滑走路にカメが侵入するのを防ぐために4月下旬から周辺の池などで行っている捕獲作業を報道陣に公開した。日本のマスコミが報じた。
成田空港では
昨年9月、滑走路にカメが侵入し、滑走路が一時閉鎖された。
産経新聞によると、カメが航空機のエンジンなどに巻き込まれると事故を引き起こす恐れなどがあるとして、成田空港は4月20日からカメの捕獲作業を開始した。
9日までに144匹が捕獲された。
捕獲作業は10月まで続けられる。
9日の捕獲作業では、仕掛けておいた罠に4匹のカメがかかっていた。
これらのカメは、ペットショップで販売するために米国やアフリカから持ち込まれた外来種で、飼い主に捨てられて空港周辺で繁殖したとみられている。
専門家によると、成田空港周辺の池などには数百匹のカメが生息している可能性がある。
日本では5月、外来種への対策を強化する「
改正外来生物法」が参議院本会議で可決・成立した。この改正法は、生態系への影響が懸念される外来種の対応策を強化したもので、繁殖力の強いアカミミガメとアメリカザリガニが新たに規制の対象となった。捕獲やペットとしての飼育は認められるが、販売や輸入、自然に放つことが禁止される。