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大型ハドロン衝突型加速器 史上最も高いエネルギーレベルで運用開始

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大型ハドロン衝突型加速器 - Sputnik 日本, 1920, 06.07.2022
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世界最大の粒子加速器「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」は5日から、史上最も高いエネルギーレベルで陽子同士の衝突を開始する。欧州原子核研究機構(CERN)がウェブサイトで発表した。
LHC はCERNが建設した粒子加速器。世界最大の実験装置で、ヒッグス粒子の発見や宇宙誕生の謎の解明などを目的としている。CERNは、設備更新のためにLHCの稼働を3年間休止していたが、2022年4月に稼働を再開。7月5日からは史上最も高いエネルギーレベル(13兆6000億電子ボルト)で運用する。
CERNの同加速器の技術責任者マイク・ラモント氏は、「我々はATLAS検出器とCMS検出器(両検出器は、LHCの実験装置の1つ)の実験に毎秒16億回の陽子同士の衝突を提供することを目指している。今回は、陽子線を10ミクロン以下に絞り込み、衝突率を高めるつもりだ。これは新たな発見への道を開くものになる」と語っている。
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また、このエネルギーレベルによって、2012年7月4日にLHCが初めて発見したヒッグス粒子の研究を継続することができるようになるという。
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