英首相官邸のラリー・ネズミ捕獲長、ジョンソン氏の辞任を要求

© AP Photo / Pool / Mark Large首相官邸のラリー・ネズミ捕獲長、ジョンソン氏の辞任を要求
首相官邸のラリー・ネズミ捕獲長、ジョンソン氏の辞任を要求 - Sputnik 日本, 1920, 07.07.2022
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首相官邸でネズミ捕獲長を務める猫のラリー君(15)は、ツイッターの公式アカウントに投稿した中でボリス・ジョンソン首相の辞任を要求した。
ラリー・ネズミ捕獲長は動物保護施設から引き取られた保護猫で、首相官邸では2011年以降、「勤務」にあたっている。ラリー君はすでに3人の首相(キャメロン氏、メイ氏、ジョンソン氏)のもとでネズミ捕獲長として勤務してきた。
英国の首相官邸では15世紀から猫が飼われている。1929年以降は公式の地位が付与され、年間100ポンドの報酬を受け取っている。
ネズミ捕獲長はツイッターへの投稿で、「この茶番に終止符を打つ時だ。退去させるべき部外者が私の家にいると、外の警官に言っておいた」と記した。
ラリー君は2011年2月にツイッターでアカウントを開設した。
英国のボリス・ジョンソン首相 - Sputnik 日本, 1920, 06.07.2022
英国のジョンソン首相、政府は危機の最中に退陣すべきではない
先週、英保守党のクリス・ピンチャー院内副幹事長がロンドンのクラブで酔っぱらって乱暴していたことがわかった。一連の政治家は、ピンチャー氏のあまりかんばしくない過去を知りながら、ボリス・ジョンソン英首相がピンチャー氏を院内副幹事長に任命したと主張した。
ジョンソン首相は謝罪し、「過去を振り返ってみると、彼は間違った行動をした」と認めたが、首相への信頼を失ったとして、閣僚が相次いで辞任した。
これを背景に、1日足らずでスナク財務相ジャビド保健相クインス教育政務次官(子供・家族担当)、ウォーカー学校基準担当相が辞任した。また一部の著名な党幹部も辞意を表明した。
テレビチャンネル「スカイニュース」が中継した議会での演説の中で、ジョンソン首相は、「国が経済や予算の問題に直面し、この80年で最大規模の戦争が欧州で起こっているまさにその時、政府は退陣するのではなく、機能し続けることが期待されている。私たちは、この国の人々にとって大切なものに焦点を当て、活動を続けていく必要がある」と表明した。
市場調査およびデータ分析企業「YouGov」の調査によると、英国の保守党の有権者の大多数と国民の3分の2は、ボリス・ジョンソン氏は首相を辞任すべきだと考えている。
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