中国、約10億人の個人情報流出を調査

© Flickr / leighklotzアリババ
アリババ - Sputnik 日本, 1920, 16.07.2022
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6月末、匿名のネットユーザーが、中国・上海市の警察のデータベースから盗んだ中国人およそ10億人のデータを販売するという広告を掲載した。調査を行っているサイバーセキュリティの専門家らによると、データベースは中国のアリババクラウド社の「クラウドストレージ」に保管されており、パスワードを知らなくても誰でも閲覧できる状態だった。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が14日、報じた。
アリババクラウド社(中国最大のテクノロジー企業アリババグループの子会社)の幹部は、史上最大規模のデータ窃盗につながった可能性のあるバグについて、上海当局と合同で調査しているという。
サイバー攻撃 - Sputnik 日本, 1920, 15.07.2022
中国、イラン、トルコのハッカーが米国のジャーナリストを定期的に攻撃=米サイバーセキュリティ企業
WSJによると、データは古い技術を使って保管され、基本的なセキュリティ対策さえ講じられていなかった。
犯罪者が公開したデータのサンプルに基づくと、盗まれたデータには、名前、身分証番号、電話番号、その他の個人情報が含まれている。WSJによると、調査を行っているサイバーセキュリティの専門家たちは、データベースの無防備状態は世界中でよく起こっている現象だが、これほどまでのレベルの個人情報流出には初めて遭遇したと語っているという。
サイバー犯罪者は、中国人およそ10億人の個人情報を20万ドル(約2800万円)で売りに出した。
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