https://sputniknews.jp/20220724/12151588.html
欧州連合、ナイジェリアからの液化天然ガスの供給増加を計画
欧州連合、ナイジェリアからの液化天然ガスの供給増加を計画
Sputnik 日本
欧州委員会(EC)のエネルギー局のマシュー・ボールドウィン副局長は、ナイジェリアからの液化天然ガス(LNG)の輸入のシェアを拡大する意向を発表した。プレミアムタイムが報じた。 2022年7月24日, Sputnik 日本
2022-07-24T09:22+0900
2022-07-24T09:22+0900
2022-07-24T21:45+0900
欧州
ナイジェリア
ガス
lng
ロシア
経済
エネルギー危機
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/47/45/474528_0:219:4256:2613_1920x0_80_0_0_919c7909169afa394d22dce7e0e26a95.jpg
ボールドウィン氏はナイジェリアの会談で、欧州諸国はウクライナでの特殊作戦の開始後、ガスの購入に困難をきたしており、ロシアからの燃料供給の完全停止という恐怖の事態を想定して、ナイジェリアからのLNG輸入の拡大に踏み切ったと説明している。現在、欧州のガス輸入に占めるナイジェリアのシェアは14%。ボールドウィン氏は、ナイジェリアはロシアからのガス供給の代替として大きな可能性を有していると指摘した。欧州委員会のウェブサイトに公開されたデータによると、EUは世界最大のLNG輸入国。昨2021年の世界のLNG購入トップ5は、スペイン、フランス、オランダ、ベルギー、イタリアと」いずれも欧州諸国。欧州諸国の2021年のLNG輸入総量は 800億立方メートルに達する。一方、LNGの世界最大サプライヤーは米国。2位はカタールとロシアが共有し、ナイジェリアは3位。現時点では、EUのガス需要の約10%をナイジェリアのLNGがカバーしている。これより前、ハンガリーのシーヤールトー外相は、ガスの消費量を15%削減するという欧州委員会の発案は、今後、ロシアのエネルギー資源には依存しないとする西欧諸国の政治家らの声明に矛盾していると指摘し、ハンガリーは書面での正式な提案を受けた場合に限り、これについて検討するとした。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20220722/12119989.html
ナイジェリア
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2022
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/47/45/474528_240:0:4016:2832_1920x0_80_0_0_e1ba06b53a57654984530fe5d62f0b32.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
欧州, ナイジェリア, ガス, lng, ロシア, 経済, エネルギー危機
欧州, ナイジェリア, ガス, lng, ロシア, 経済, エネルギー危機
欧州連合、ナイジェリアからの液化天然ガスの供給増加を計画
2022年7月24日, 09:22 (更新: 2022年7月24日, 21:45) 欧州委員会(EC)のエネルギー局のマシュー・ボールドウィン副局長は、ナイジェリアからの液化天然ガス(LNG)の輸入のシェアを拡大する意向を発表した。プレミアムタイムが報じた。
ボールドウィン氏はナイジェリアの会談で、欧州諸国はウクライナでの特殊作戦の開始後、ガスの購入に困難をきたしており、ロシアからの燃料供給の完全停止という恐怖の事態を想定して、ナイジェリアからのLNG輸入の拡大に踏み切ったと説明している。
現在、欧州のガス輸入に占めるナイジェリアのシェアは14%。ボールドウィン氏は、ナイジェリアはロシアからのガス供給の代替として大きな可能性を有していると指摘した。
欧州委員会のウェブサイトに公開された
データによると、EUは世界最大のLNG輸入国。昨2021年の世界のLNG購入トップ5は、スペイン、フランス、オランダ、ベルギー、イタリアと」いずれも欧州諸国。欧州諸国の2021年のLNG輸入総量は 800億立方メートルに達する。
一方、LNGの世界最大サプライヤーは米国。2位はカタールとロシアが共有し、ナイジェリアは3位。現時点では、EUのガス需要の約10%をナイジェリアのLNGがカバーしている。
これより前、ハンガリーのシーヤールトー外相は、ガスの消費量を15%削減するという欧州委員会の発案は、今後、ロシアのエネルギー資源には依存しないとする
西欧諸国の政治家らの声明に矛盾していると指摘し、ハンガリーは書面での正式な提案を受けた場合に限り、これについて検討するとした。