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7月のロシア産原油輸出、中国向けが欧州向けを上回る インド向けも記録更新=IEAレポート
7月のロシア産原油輸出、中国向けが欧州向けを上回る インド向けも記録更新=IEAレポート
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ロシアの7月の中国向け原油輸出量は欧州向けを上回った。インドへの輸出量も記録的な数字となった。国際エネルギー機関(IEA)の8月レポートで明らかになった。 2022年8月11日, Sputnik 日本
2022-08-11T19:49+0900
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レポートによると、6月の海上輸出に関する最終情報では、中国向け輸出総量は日量210万バレルで、欧州向けは同180万バレルだった。7月の数字は現時点では中国、欧州ともに同じだが、予定便が完了次第、中国向けの輸出量の伸びが数字に反映されると思われる。ロシアは5月、6月と中国の最大の原油供給元となった。中国の原油輸入の中でロシア産が占める割合は20%、一方、ロシアの原油輸出全体の中で中国向けは35%を占めている。また7月のインド向け輸出は日量97万5千バレルと最大を更新した。IEAによると、7月のロシア産原油輸出は、前月に比べ日量11万5千バレル減の日量740万バレル。2021年平均の日量750万バレルをわずかに下回った。またIEAの試算では、ロシアの原油輸出収入は20億ドル(約2651億円)減の190億ドル(約2兆5288億円)まで下がった。主に原油国際価格の下落によるもの。一方でレポートでは、英エネルギー価格査定企業アーガス・メディアの試算によると、7月はロシア原油銘柄ウラルスの値引き幅が1バレル当たり10ドル減少したことにより、国際価格変動の影響は緩和されたとしている。関連記事
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7月のロシア産原油輸出、中国向けが欧州向けを上回る インド向けも記録更新=IEAレポート
ロシアの7月の中国向け原油輸出量は欧州向けを上回った。インドへの輸出量も記録的な数字となった。国際エネルギー機関(IEA)の8月レポートで明らかになった。
レポートによると、6月の海上輸出に関する最終情報では、中国向け輸出総量は日量210万バレルで、欧州向けは同180万バレルだった。7月の数字は現時点では中国、
欧州ともに同じだが、予定便が完了次第、中国向けの輸出量の伸びが数字に反映されると思われる。
ロシアは5月、6月と
中国の最大の原油供給元となった。中国の原油輸入の中で
ロシア産が占める割合は20%、一方、ロシアの原油輸出全体の中で中国向けは35%を占めている。
また7月のインド向け輸出は日量97万5千バレルと最大を更新した。
IEAによると、7月の
ロシア産原油輸出は、前月に比べ日量11万5千バレル減の日量740万バレル。2021年平均の日量750万バレルをわずかに下回った。
またIEAの試算では、ロシアの原油輸出収入は20億ドル(約2651億円)減の190億ドル(約2兆5288億円)まで下がった。主に原油国際価格の下落によるもの。一方でレポートでは、英エネルギー価格査定企業アーガス・メディアの試算によると、7月はロシア原油銘柄ウラルスの値引き幅が1バレル当たり10ドル減少したことにより、国際価格変動の影響は緩和されたとしている。