米爆撃機B-2、「シベリアまで到達する」ミサイル発射にはじめて成功

CC0 / U.S. Air Force photo / B-2 スピリット航空機
B-2 スピリット航空機 - Sputnik 日本, 1920, 28.08.2022
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米国の戦略爆撃機B-2 スピリットが、統合空対地スタンドオフミサイル(JASSM-ER) AGM-158Bの発射に初めて成功した。同ミサイルはシベリアまで「到達」すると発表されている。軍需メーカー「ノースロップ・グラマン社」を引用し、サイト「The Drive」が報じた。
「The Drive」によると、航空機の近代化の一環として、 2021 年12 月にテストが実施されていたが、その事実は最近になって明らかとなった。将来的にB-2スピリットは、核爆弾B61-12 と組み合わせて使用​​するために設計された新しい誘導システムと、通信システム用に改良された暗号保護システムを装備することになるという。
日本の12式地対艦誘導弾 - Sputnik 日本, 1920, 26.08.2022
防衛省の「張り子の虎」
ノースロップ・グラマン社は、AGM-158B JASSM-ER を「B-2 初の長距離ステルスミサイル」と呼んでいる。報道によれば、これまで同機では、ミサイルAGM-158A JASSMの射程が 400キロであったのに対し、AGM-158B JASSM-ER は、燃料容量の増加と新しいエンジンにより、最大980キロまで飛行が可能となる。
ノースロップ・グラマン社はプレスリリースで、「JASSM-ER は、B-2機 のあらゆる標的をどこでも攻撃する能力をさらに強化する」と強調している。
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