バイデン氏、台湾への11億ドルの武器売却を承認するよう近く議会に要請=ポリティコ

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バイデン米大統領 - Sputnik 日本, 1920, 30.08.2022
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ジョー・バイデン米大統領は、台湾に向け約11億ドル(約1500億円)相当の米国製武器の売却を承認するよう、近く議会に求める意向だという。米紙ポリティコが事情に詳しい3人の関係者の話を引用して報じた。
関係者らの情報によると、法案には対艦ミサイル(AGM-84Kハープーン・ブロックⅡ)60基と空対空ミサイル(AIM-9XブロックⅡ・サイドワインダー)約100基の売却が含まれている。同紙は、バイデン氏がこの要請をいつ議員に伝えるつもりなのか明記していない。
米巡洋艦「チャンセラーズヴィル」 - Sputnik 日本, 1920, 30.08.2022
米海軍の艦船は引き続き台湾海峡に寄港する=ホワイトハウス
米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は、29日の会見で、米国は依然として台湾独立を支持しないとしているものの、米政府は台湾の安全保障支援を継続する意向だと述べた。
8月2日から3日にかけて、米国のナンシー・ペロシ下院議長が台湾を訪問した。その後、台湾をめぐる情勢はエスカレートしている。台湾を自国の領土とする中国は、ペロシ氏の訪台を台湾分離主義に対する米国の支持とみなして非難し、大規模な軍事演習を開始した。
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