米国のウクライナにおける生物学研究 露国防省が危険性を指摘

© Sputnik / Sergey Mamontov / メディアバンクへ移行米国のウクライナにおける生物学研究 露国防省が危険性を指摘
米国のウクライナにおける生物学研究 露国防省が危険性を指摘 - Sputnik 日本, 1920, 03.09.2022
サイン
ロシア軍の放射線・化学・生物防護部隊のイーゴリ・キリロフ中将は3日、米軍の科学者らがウクライナでコレラ、ペストなどの病原体の研究を行っており、使用したとしても自然発生したと見せかけることができるとする主張を展開した。
キリロフ中将によると、米国はコレラ、ツラレミア、ペスト、クリミア・コンゴ熱、ハンタウイルスなどに関心を持っていたといい、これらの病原体はウクライナやロシアにも自然界に存在すると指摘。米国はウクライナの「保健システムの改良」を名目にこうした危険な病原体の研究を行っており、自然発生とみせかけて拡散させることが可能だと述べた。
また、2005年以降、米国はウクライナで危険なワクチンの治験を行っていると主張。2004年に多くの重症者を出した米陸軍兵士を対象にしたツラレミアワクチンの実験の翌年、ウクライナ・米国の保健省が協定を結んでおり、危険なワクチン治験の場を米国内からウクライナへ移したのだと続けた。
バイオラボ - Sputnik 日本, 1920, 05.08.2022
暴かれたウクライナ生物ラボ 米国の極秘活動とは
米国は外国の生物学研究所の活動に対するアプローチを変えている=ロシア国防省
また、こうした病原菌やその他の毒物に関する検証プロセスが存在しないため、米国を中心とする西側諸国は問題を主観的に解釈していると批判。国連安保理など国際的な議論の場で生物・化学兵器問題へのアプローチを変える必要があると訴えた。
また、米国は現在、ウクライナで研究中の生物学プログラムをブルガリア、チェコなどの東欧諸国やバルト諸国に移転させようとしていると指摘した。
関連ニュース
ウクライナがロシア兵に対し有毒物質を使用=露国防省が発表
ロシアはウクライナで核・化学兵器を使用する計画を立てていない=露国防相
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала