https://sputniknews.jp/20220903/mit-12747188.html
火星の大気から酸素精製、有人探査にまた一歩前進=MIT
火星の大気から酸素精製、有人探査にまた一歩前進=MIT
Sputnik 日本
米名門・マサチューセッツ工科大学の研究チームなどが開発した装置「MOXIE」が、火星の大気から酸素を生成することに成功した。その生成量は小さい木に匹敵するという。科学誌「Science Advances」が伝えている。 2022年9月3日, Sputnik 日本
2022-09-03T08:41+0900
2022-09-03T08:41+0900
2022-09-03T08:41+0900
it・科学
宇宙
火星
テック&サイエンス
米国
科学研究
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e4/07/1c/7647442_0:0:3470:1952_1920x0_80_0_0_2788b8b49c5b990e211e3faaade4ab42.jpg
同誌によると、「MOXIE」は2021年2月、探査機に乗って火星に着陸。これまでに日中や夜、異なる季節といった様々な条件下で実験を行い、火星に大気の95%を占める二酸化炭素から、酸素を生成することに成功した。その生成量は1時間あたり約6グラムで、地球上で小さな木が放出する酸素量に匹敵するという。気温が急変する夕暮れ時や明け方は生成に成功していないが、研究チームは今後、改良を重ねていきたいとしている。また、火星の春には大気濃度が上がり、二酸化炭素量が増えることから、春に集中的にMOXIEの出力増大を計画している。火星探査をめぐっては、欧州宇宙機関(ESA)が7月、ウクライナ情勢を理由にロシアとの共同火星探査計画「ExoMars(エクソマーズ)」における協力の事実上の破棄を通告していた。関連ニュース
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2022
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e4/07/1c/7647442_403:0:3132:2047_1920x0_80_0_0_eb7eabc8252a1c7a506321a417d10c3a.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
宇宙, 火星, テック&サイエンス, 米国, 科学研究
宇宙, 火星, テック&サイエンス, 米国, 科学研究
火星の大気から酸素精製、有人探査にまた一歩前進=MIT
米名門・マサチューセッツ工科大学の研究チームなどが開発した装置「MOXIE」が、火星の大気から酸素を生成することに成功した。その生成量は小さい木に匹敵するという。科学誌「Science Advances」が伝えている。
同誌によると、
「MOXIE」は2021年2月、探査機に乗って火星に着陸。これまでに日中や夜、異なる季節といった様々な条件下で実験を行い、火星に大気の95%を占める二酸化炭素から、酸素を生成することに成功した。その生成量は1時間あたり約6グラムで、地球上で小さな木が放出する酸素量に匹敵するという。
気温が急変する夕暮れ時や明け方は生成に成功していないが、研究チームは今後、改良を重ねていきたいとしている。また、火星の春には大気濃度が上がり、二酸化炭素量が増えることから、春に集中的にMOXIEの出力増大を計画している。
火星探査をめぐっては、欧州宇宙機関(ESA)が7月、ウクライナ情勢を理由にロシアとの共同火星探査計画
「ExoMars(エクソマーズ)」における協力の事実上の破棄を通告していた。