NATO加盟国のトルコとギリシャが一触即発 エルドアン大統領「堪忍袋の緒が切れる」

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NATO加盟国のトルコとギリシャが一触即発 エルドアン大統領「堪忍袋の緒が切れる」 - Sputnik 日本, 1920, 07.09.2022
ウクライナ情勢や台湾海峡危機で世界の安全保障環境が厳しさを増すなか、地中海の東端・エーゲ海では共に北大西洋条約機構(NATO)加盟国のトルコとギリシャの緊張が高まっている。8月に起こったギリシャによるトルコ戦闘機の「ロックオン事件」を機に対立は激化しており、トルコは報復も辞さない構えだ。

「ギリシャは(エーゲ海の)島々に軍事基地を置いている。トルコに対する脅威が維持されれば、アンカラの堪忍袋の緒は切れるかもしれない。私の言葉(ギリシャに対する警告)は、仮定の話ではない。トルコの報復はいつでも起こりうるのだ」

トルコテレビ「TRT」などによると、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はこのように述べ、ギリシャ側に強い言葉で警告した。
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ギリシャとトルコは共にNATO加盟国だが、エーゲ海の島々をめぐる領土問題を抱えている。トルコ国防省によると、8月23日、NATOとしての任務を遂行中のトルコ軍戦闘機「F-16」に対し、ギリシャがロシア製対空防衛ミサイル「S-300」を作動(ロックオン)させたことによって一気に緊張が高まっていた。一方でギリシャ側はこの事件を否定している。
トルコのフルシ・アカル国防相も、ギリシャが国際法や善隣・友好関係を無視していると非難し、NATOに対して「ロックオン事件」に関する客観的な姿勢を求めた。
一方、ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相は9月6日、「NATOの同盟国である国から、ギリシャの主権に疑問を提起するような脅威を受けることは受け入れられない」と述べ、トルコ側が攻撃的なレトリックをエスカレートさせていると批判。国際法や善隣関係に基づいた対話で解決するという従来のギリシャの姿勢に変わりはないと強調した。
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