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ハンガリー「ウクライナ紛争においてEUはすでに敗者である」

ハンガリー「ウクライナ紛争においてEUはすでに敗者である」

Sputnik 日本

ハンガリーのクヴェール・ラースロー国会議長は、EU（欧州連合）は現時点ですでに、ウクライナ紛争の敗者だと名づけることができるとの考えを明らかにし、その理由について、EUは自身の経済利益に反する行動をとっているからだとした。 2022年9月12日, Sputnik 日本

2022-09-12T12:46+0900

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クヴェール議長は「現在、ウクライナにおける戦争開始を政治的に予防できず、外交的手段で平和を回復させることもできないEUは、外からの圧力によって、もっとも主要な経済利益に反する行動をとっており、前線で直接、軍事行動を実施しているどちらが勝利宣言をしても、現段階において、EUはすでに敗者である」と述べた。MTI通信が伝えた。クヴェール議長はまた、「欧州以外の利益や個人の資産により、EU全体と各加盟国に、軍事的依存、政治的従属、経済・エネルギーの不足、金融負債、強奪、社会の分断を運命づけた」と述べた。これより前、ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相は、ロシアに対し、1万1000の制裁が発動されたが、これによる成功を収めることはできなかったと述べた上で、それによって引き起こされたインフレやエネルギー不足が欧州を屈服させる可能性があるとした。また首相は、欧州は制裁の政策を変更する必要があるとの考えを示し、そうでなければ、状況は複雑なものとなり、欧州では物価が上昇し、産業をめぐる状況はより複雑なものになるだろうと指摘した。サーザドベーグ（Szazadveg）世論調査研究センターが実施した世論調査によれば、ハンガリーの70％以上の国民が、対露制裁は、ハンガリーを含め、欧州に損害を与えていると考えていることがわかっている。関連ニュース

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