天皇陛下、日本遺族会75周年式典に出席 「平和な世界の実現への強い願い、戦争を知らない世代に広く伝えることが大切」

© AFP 2023 / Kazuhiro Nogi東京・千代田区で日本遺族会創立75周年の記念式典が行われ、天皇皇后両陛下も出席した。
東京・千代田区で日本遺族会創立75周年の記念式典が行われ、天皇皇后両陛下も出席した。 - Sputnik 日本, 1920, 12.09.2022
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東京・千代田区で日本遺族会創立75周年の記念式典が行われ、天皇皇后両陛下も出席した。NHKが報じている。
日本遺族会は戦争で死没した人の遺族の福祉向上などを目的に第二次世界大戦後まもなく作られた組織。式典は5年ごとに開かれている。
今年の75周年式典には、天皇皇后両陛下、岸田首相や衆参両院の議長、戦没者の遺族代表など、およそ300人が集まった。
天皇陛下は次のように述べた。

「私自身は戦争を体験しておりませんが、子どもの頃から折に触れ、両親をはじめとする方々から戦争についての話を聞いてきました。先の戦争の記憶が薄れようとしている今日、戦争により深い悲しみを経験された方々の、平和な世界の実現への強い願いが、戦争を知らない世代に広く伝えられていくことが大切であると考えます」

日本遺族会は47都道府県を網羅しており、現在の会員数は57万世帯。同団体は日本の社会政治生活に大きな影響を与え、様々な階層の選挙において重要な役割を果たしている。
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