スウェーデン首相、議会選の敗北で辞任へ
© 写真 : Stefan Linsスウェーデン首相、議会選の敗北で辞任へ
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スウェーデンのマグダレナ・アンデション首相は議会選挙で敗北したことを受け、首相辞任を表明した。
アンデション首相は15日にも正式に辞任を表明し、その後の手続きについては国会議長に託すという。
BREAKING:
— Visegrád 24 (@visegrad24) September 14, 2022
Sweden’s Prime Minister Magdalena Andersson resigns after conceding defeat in the election.
The center-right coalition defeated the center-left and will have 176 MPs in parliament while the opposition will have 173. pic.twitter.com/9JRVnlC45I
ロイター通信によると、11日に行われた議会(一院制、定数349)選挙の最新開票結果で、野党の右派陣営が過半数の176議席を獲得し、与党の中道左派陣営の173議席を上回った。8年ぶりに政権が交代し、右派陣営主導の政権が誕生する見通し。最新結果では、アンデション首相の社会民主労働党が第1党を維持する一方、野党の極右・スウェーデン民主党が第2党に躍進した。新首相には第3党だった穏健党のウルフ・クリステルソン党首が就任する見通し。
アンデション首相は、「野党の社会民主労働党を率いる」と発言した。一方、議会選挙で勝利した穏健党のクリステルソン党首は新たな政府立ち上げを発表し、「これからスウェーデンに秩序をもたらす」とツイッターへの投稿で表明した。
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