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「挑発とシニシズム」 欧州、NATO首脳陣、ロシア編入の住民投票に早くも反発
「挑発とシニシズム」 欧州、NATO首脳陣、ロシア編入の住民投票に早くも反発
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20日、ロシア軍による特殊軍事作戦によって解放されたドネツク、ルガンスク人民共和国とウクライナ南部のへルソン・ザポリージャ(ザポロジエ)両州のロシアへの編入の賛否を問う住民投票の実施が決まったことを受け、欧州や北大西洋条約機構(NATO)の首脳陣は早くも反対する意思を示した。 2022年9月21日, Sputnik 日本
2022-09-21T05:26+0900
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オラフ・ショルツ独首相は、ロシア編入に関する住民投票の結果をドイツは認めないとして、次のように述べている。エマニュエル・マクロン大統領は住民投票を「挑発とシニシズム(冷笑、無恥などの意)」と呼び、「国際社会に認められないのは明らかだ」と述べた。一方で、マクロン大統領はロシアのウラジーミル・プーチン大統領と近く電話会談する方向で検討を進めており、対話を重視する姿勢は崩していないようだ。また、NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は住民投票を「非合法」と主張し、国際社会はこれを批判しなければならないと呼びかけた。ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の両首長は20日、住民投票の実施に関する法律に署名。また、ウクライナ南部のへルソン州とザポリージャ(ザポロジエ)州の解放された地域でもウクライナからの離脱、ロシアへの編入の是非を問う住民投票を行われることが決まった。これらの4地域では今月23日から27日に投票が実施される予定。関連ニュース
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「挑発とシニシズム」 欧州、NATO首脳陣、ロシア編入の住民投票に早くも反発
20日、ロシア軍による特殊軍事作戦によって解放されたドネツク、ルガンスク人民共和国とウクライナ南部のへルソン・ザポリージャ(ザポロジエ)両州のロシアへの編入の賛否を問う住民投票の実施が決まったことを受け、欧州や北大西洋条約機構(NATO)の首脳陣は早くも反対する意思を示した。
オラフ・ショルツ独首相は、ロシア編入に関する住民投票の結果をドイツは認めないとして、次のように述べている。
「ロシアは撤退すべきだ。ウクライナは自国の一体性と主権を守る権利がある。我々はウクライナを支持する。よって、住民投票の真似事が承認されないことは明らかだ」
エマニュエル・マクロン大統領は住民投票を「挑発とシニシズム(冷笑、無恥などの意)」と呼び、「国際社会に認められないのは明らかだ」と述べた。一方で、マクロン大統領はロシアのウラジーミル・プーチン大統領と近く電話会談する方向で検討を進めており、対話を重視する姿勢は崩していないようだ。
また、NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は住民投票を「非合法」と主張し、国際社会はこれを批判しなければならないと呼びかけた。
「これは更なるエスカレーションだ。国際社会はこの憤慨すべき国際法違反を非難し、ウクライナ支援を強めなくてはならない」
ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の両首長は20日、住民投票の実施に関する法律に署名。また、ウクライナ南部のへルソン州とザポリージャ(ザポロジエ)州の解放された地域でもウクライナからの離脱、ロシアへの編入の是非を問う住民投票を行われることが決まった。これらの4地域では今月23日から27日に投票が実施される予定。