ドネツク人民共和国の自警団 - Sputnik 日本, 1920, 31.01.2022
ウクライナでの露特別軍事作戦
ロシアは2022年2月24日、ウクライナで軍事作戦を開始した。プーチン大統領は、その作戦の目的を「8年間ウクライナ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」だと述べた。プーチン大統領は、この目的のために「ウクライナの非軍事化と非ナチ化」を計画していると語った。西側諸国は、特別作戦に関連して、ロシアに対する新たな厳しい制裁を発動した。

西側がウクライナへ提供の兵器、ロシア編入地域への使用に反対せず=ブリンケン米国務長官

© AP Photo / Tasos Katopodis米国のブリンケン国務長官
米国のブリンケン国務長官 - Sputnik 日本, 1920, 28.09.2022
サイン
米国のアンソニー・ブリンケン国務長官は27日、米国は西側諸国がウクライナに提供した兵器を、ロシアに編入される見込みの地域へ使用することに反対しないとの考えを示した。

「我々はロシアよるウクライナ領の併合を決して認めない。ウクライナはロシアによって不法にもぎとられた地域の奪還を含む、自らの領土を防衛する権利がある。そして、米国やその他の国が提供した兵器はその目的達成のために使われる」

ブリンケン国務長官はこのように話し、ドンバスや南部2州がロシア領となっても、米国の立場に変わりがないことを強調した。
ドネツク人民共和国(DNR)、ルガンスク人民共和国(LNR)、へルソン州、ザポリージャ(ザポロジエ)州では 23~27日、ロシア編入をめぐる住民投票が行われた。
ロシアとドネツク人民共和国の旗 - Sputnik 日本, 1920, 21.09.2022
ウクライナでの露特別軍事作戦
ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国の実体とは? なぜ樹立したのか?
この4地域はこれまではウクライナから独立した地域、ロシア軍が解放した地域という扱いだった。だが、正式にロシア領に編入されれば、ウクライナや西側諸国がどう主張しようとも、これらの地域への攻撃はロシアの主権を侵害する行為とみなされる。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はこのごろ、ロシアは国民と領土的一体性を守るためにすべての持てる手段をすべて使うと宣言している。
一方、ドイツのショルツ首相はこのごろ、ロシア・NATO(北大西洋条約機構)間の緊張を高める可能性があるため、ドイツ政府はウクライナに戦車を引き渡すつもりはないと表明するなど、慎重な姿勢をみせている。
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