露極右思想家の娘爆殺にウクライナ政府が関与=米紙NYT

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露極右思想家の娘暗殺にウクライナ政府が関与=米紙NYT - Sputnik 日本, 1920, 06.10.2022
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米国の諜報組織はロシアの極右思想家の娘で、ジャーナリストのダリヤ・ドゥーギナさんの殺害にはウクライナ政府が関与したと判断している。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が報じた。
NYTの消息筋によると、米国側が仮に暗殺計画を把握していた場合、ウクライナ側の計画を阻止していたに違いないという。
米国は事態のエスカレートを恐れ、ウクライナ側に苦言を呈した模様。報道によると、米国はこの暗殺に関与しておらず、諜報データの提供も行っていないという。米国政府はウクライナ政府がロシア領内で秘密工作を展開していることに苦言を呈したとNYTは報じている。
モスクワ州オジンツォボ地区で8月、トヨタのランドクルーザーが爆破された。この車は極右思想家、アレクサンドル・ドゥーギン氏のもので、犯行に関わった人物らは、ドゥーギン氏の暗殺を目論んでいたと見られている。ただし、車にドゥーギン氏は乗車しておらず、娘のダリヤ・プラトーノワ(旧姓ドゥーギナ)さんが亡くなった。
ドゥーギン氏は極右の思想家で、ロシアによるクリミア併合をかねてから主張していたほか、ロシアと旧ソ連諸国を融合させた、「ユーラシア国」への発展を主張してきた。ドゥーギン氏は2008年から2014年にわたってモスクワ大学社会学部の教授だった。2014年のクリミア編入以降、欧米による個人制裁を受けている。
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