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NASA、小惑星に探査機を体当たりさせ軌道を変える
NASA、小惑星に探査機を体当たりさせ軌道を変える
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米航空宇宙局(NASA)は9月26日、地球から遠く離れた小惑星に探査機を衝突させる実験を行い、小惑星の軌道を変えることに成功した。 2022年10月12日, Sputnik 日本
2022-10-12T13:26+0900
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2022-10-12T17:39+0900
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NASAは地球からおよそ1100万キロ離れたところにある直径160メートルほどの小惑星「ディモルフォス」に重さおよそ570キロの探査機を衝突させる実験を行った。研究チームは衝突の衝撃で小惑星の軌道が変化したかの分析を続け、11日に結果を発表した。それによると、小惑星は本来、別のより大きな小惑星(直径約780メートル)の周りを11時間55分の周期で回っていたが、衝突後はこの周期が32分ほど短くなったという。探査機は時速2万3000キロの速度で小惑星に衝突した模様。探査機は2021年11月に発射されたものだった。NASAはこの実験を踏まえ、地球の防衛者としての役割獲得に向けた姿勢をアピールできた形となった。NASAによると、次に小惑星「ディモルフォス」が最も地球に近く接近するのは2123年のことで、地球から590万キロの距離を通過する模様。関連ニュース
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NASA、小惑星に探査機を体当たりさせ軌道を変える
2022年10月12日, 13:26 (更新: 2022年10月12日, 17:39) 米航空宇宙局(NASA)は9月26日、地球から遠く離れた小惑星に探査機を衝突させる実験を行い、小惑星の軌道を変えることに成功した。
NASAは地球からおよそ1100万キロ離れたところにある直径160メートルほどの小惑星「ディモルフォス」に重さおよそ570キロの探査機を衝突させる実験を行った。研究チームは衝突の衝撃で小惑星の軌道が変化したかの分析を続け、11日に結果を発表した。それによると、小惑星は本来、別のより大きな小惑星(直径約780メートル)の周りを11時間55分の周期で回っていたが、衝突後はこの周期が32分ほど短くなったという。探査機は時速2万3000キロの速度で小惑星に衝突した模様。
探査機は2021年11月に発射されたものだった。NASAはこの実験を踏まえ、地球の防衛者としての役割獲得に向けた姿勢をアピールできた形となった。
NASAによると、次に小惑星「ディモルフォス」が最も地球に近く接近するのは2123年のことで、地球から590万キロの距離を通過する模様。