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米エクソンモービル、ロシアから完全撤退
米エクソンモービル、ロシアから完全撤退
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米国の石油大手エクソンモービルは、スプートニク通信に対し、ロシア撤退を確認。ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」への参加打ち切りについて「(権益を)没収された」とした。 2022年10月18日, Sputnik 日本
2022-10-18T09:44+0900
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スプートニクの問いかけに対し、エクソンモービルは、ロシア政府が「サハリン1」の権益を「一方的」に消滅させたと回答した。エクソンモービルの広報担当者は「権益の没収後、無事にロシアから撤退したことを確認している。2つの大統領令により、ロシア政府は『サハリン1』に対する当社の権益を一方的に消滅させた。プロジェクトはロシアの運営企業に移管された」と回答した。同社は40億ドル以上と推定される権益の補償を受けたのか、国際的な仲裁手続きを通じて損失について争うつもりなのかは明言していない。「サハリン1」の運営主体であったエクソン・ネフテガス社(エクソンモービル社傘下、30%の株式を保有)は、3月上旬には撤退を発表した。「サハリン1」の権益は、他に、ロスネフチが20%、日本のSODECOが30%、インドのONGCビデッシュ社が20%をそれぞれ保有している。ロシアのプーチン大統領は7日、「サハリン1」の運営会社を新たに設置し、 米エクソン・ネフテガス社のあらゆる権利、義務を移行させるよう指示した。「サハリン1」の新たな運営会社は全株式の再分配が完了するまで露ロスネフチ社の子会社、サハリン・モルネフテガス・シェリフ社が引き受ける。同社は株式の再分配後も運営会社に任命される可能性がある。関連ニュース
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米エクソンモービル、ロシアから完全撤退
2022年10月18日, 09:44 (更新: 2022年11月15日, 07:20) 米国の石油大手エクソンモービルは、スプートニク通信に対し、ロシア撤退を確認。ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」への参加打ち切りについて「(権益を)没収された」とした。
スプートニクの問いかけに対し、エクソンモービルは、ロシア政府が「サハリン1」の権益を「一方的」に消滅させたと回答した。
エクソンモービルの広報担当者は「権益の没収後、無事にロシアから撤退したことを確認している。2つの大統領令により、ロシア政府は『サハリン1』に対する当社の権益を一方的に消滅させた。プロジェクトはロシアの運営企業に移管された」と回答した。
同社は40億ドル以上と推定される権益の補償を受けたのか、国際的な仲裁手続きを通じて損失について争うつもりなのかは明言していない。
「サハリン1」の運営主体であったエクソン・ネフテガス社(エクソンモービル社傘下、30%の株式を保有)は、3月上旬には撤退を発表した。「サハリン1」の権益は、他に、ロスネフチが20%、日本のSODECOが30%、インドのONGCビデッシュ社が20%をそれぞれ保有している。
ロシアのプーチン大統領は7日、「サハリン1」の運営会社を新たに設置し、 米エクソン・ネフテガス社のあらゆる権利、義務を移行させるよう
指示した。「サハリン1」の新たな運営会社は全株式の再分配が完了するまで露ロスネフチ社の子会社、サハリン・モルネフテガス・シェリフ社が引き受ける。同社は株式の再分配後も運営会社に任命される可能性がある。