Место утечки на газопроводе Северный поток-2 у берегов датского острова Борнхольм - Sputnik 日本, 1920
「ノルドストリーム」の爆破工作
ガスパイプライン「ノルドストリーム」と未使用の「ノルドストリーム2」で爆発が発生したのは2022年9月。ドイツ、デンマーク、スウェーデンは工作活動による破壊の可能性を否定しなかったが、爆破の犯行を認める声明はいずれの側からも出されなかった。ところが2023年2月初め、ピューリッツァー賞受賞の調査報道記者、シーモア・ハーシュ氏が、破壊工作に米国が関与というすっぱ抜き記事を発表。米国はこれを否定したが、ロシアは「ノルドストリーム」の爆発が破壊行為だったという新情報を受けて、国連安全保障理事会の開催を要請した。特設コーナーは、破壊工作の捜査に関する最新情報、専門家の評価や見解を逐次掲載しています。

「ノルドストリーム」破壊工作の真実は、欧州の人々を驚かせる可能性がある=ぺスコフ大統領報道官

© Sputnik / Sergey Guneev / メディアバンクへ移行ロシアのぺスコフ大統領報道官
ロシアのぺスコフ大統領報道官 - Sputnik 日本, 1920, 21.10.2022
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ロシアのぺスコフ大統領報道官は、ロシア産天然ガスを欧州に輸出する海底パイプライン「ノルドストリーム」に対する破壊工作の調査にロシアが参加することを妨げている主な原因は、真相を明らかにすることを他の国々が望んでいないことだと指摘し、なぜなら実際の調査結果は欧州連合(EU)の大勢の人を驚かせる可能性があるからだと述べた。ぺスコフ氏によると、ロシアが調査に参加することに反対しているのはドイツ、スウェーデン、デンマーク。
ペスコフ氏は、ロシアは同国の専門家が「ノルドストリーム」に対する破壊工作の調査に参加できるようにするための活動を行っているが、今のところ他の国々が「何らかの形で協力することや、共に真相を明らかにすることを望んでいない」という壁にぶつかっていると指摘した。

「可能性のある実行者に関するわれわれの考えや暫定的な予測はよく知られている。現時点でなんらかの新しいデータが手に入ることはない。なぜならわれわれは、このサボタージュ、この破壊工作の調査に参加する機会を奪われているからだ。ドイツもスウェーデンもデンマークも、われわれと情報を共有していない」

ペスコフ氏は先に、「ノルドストリーム」に対する破壊工作の調査はロシア抜きで行われ、望む結果に合わせて調整されていると述べた
テロ爆発は9月26日、欧州へのガスパイプライン「ノルドストリーム」と「ノルドストリーム2」で同時に発生した。
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