独大統領がウクライナを電撃訪問、多連装ロケット砲と自走榴弾砲の供与を表明
2022年10月26日, 09:33 (更新: 2022年10月26日, 17:43)
© Sputnik / Mikhail Klimentiev
サイン
ドイツのフランク＝ヴァルター・シュタインマイヤー大統領はウクライナの首都キエフ（キーウ）を電撃訪問し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した。ドイツ側はウクライナに対し、多連装ロケット砲「MARS」2基に加え、自走榴弾砲「パンツァーハウビッツェ2000」4両の供与を表明した。
シュタインマイヤー大統領はキエフで行った記者会見で、近日中にドイツ製の多連装ロケット砲2基、及び自走榴弾砲4両がウクライナ側に供与されると表明した。
🇩🇪💰🇺🇦German president Steinmeier said that he promised Zelensky to transfer 2 MLRS MARS and 4 PzH 2000 self-propelled guns to Ukraine and that Ukraine can count on support on German support
— AZ 🛰🌏🌍🌎 (@AZgeopolitics) October 25, 2022
Berlin has already supplied Kiev with military goods worth €686 million pic.twitter.com/ZAKUdK9kP8
シュタインマイヤー大統領はウクライナを25日に電撃訪問した。ドイツの大統領がウクライナを訪問するのはロシアによる特殊軍事作戦開始以降これが初めて。大統領は4月にも訪問を予定していたものの、ウクライナ政府はその訪問を拒否していた。訪問拒否についてウクライナ側はドイツがロシア産原油の禁輸措置に加え、重兵器を含む軍事支援、及び経済支援に関する具体的な決定がないことを理由にしていた。
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