「イラン製」ドローンにウクライナ製の部品が使用=ウクライナ国防省
2022年10月30日, 12:32 (更新: 2022年10月30日, 16:37)
© Sputnik / Evgeny Biyatov
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ウクライナの諜報機関はイラン製とされるドローンから、世界6カ国の企業が製造した部品を確認した。その中には、ウクライナ、日本、米国、中国、スウェーデン、オーストリアの企業が製造した製品が含まれている。ウクライナ国防省が発表した。
ウクライナ国防省の発表を引用して現地メディア5.uaが報じたところによると、イラン製とされる無人機はその75%が外国製の部品で作られているという。
В іранському Mohajer-6 є українська запчастина — ГУР https://t.co/G3ryzEnvUp via @ukrpravda_news
— TZ (@t1z234) October 30, 2022
これを受けて、ウクライナ国防省はどのようなルートでウクライナ製の部品がイラン製とされるドローンに使用されるに至ったかについて調査を行うとした。
According to investigations of a downed Mohajer-6, it is made from mostly Western parts. Mainly US, China, Japan, Sweden, and Austria, but one part even comes from Ukraine. I guess there will have to be a pretty serious forensic investigation. pic.twitter.com/4yc2m1y0Cg
— K (@bobWaltzer) October 29, 2022
西側諸国のメディアではここ最近、イランがロシアへドローンを供与したと相次いで報道しているが、ロシア政府はこれを否定。ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は供与に関する情報について「すでに繰り返し反論されている噂」であると一蹴した。
また、ドミトリー・ポリャンスキー国連次席大使は、供与に関する報道はロシアとイランに圧力を行使する上で捏造された口実に他ならないとし、ロシア軍がウクライナで運用するドローンは自国内で製造されたものであると主張している。
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