米韓合同軍事演習は「北朝鮮に対する米国の核戦争シナリオが最後段階に入ったことを如実に示している」=北朝鮮

© AP Photo / Ahn Young-joon坡州の韓国軍兵士と北朝鮮国旗
坡州の韓国軍兵士と北朝鮮国旗 - Sputnik 日本, 1920, 01.11.2022
サイン
北朝鮮外務省の報道官は10月31日、談話を発表し、米韓合同軍事演習をめぐり「朝鮮民主主義人民共和国に反対する米国の核戦争シナリオが最後段階に入ったことを如実に示している」と強調した。北朝鮮の朝鮮中央通信が報じた。
また談話では、「世界のどこにも、期間と規模、内容と密度において米国と追随勢力が行っている合同軍事演習のように侵略的性格が明白な軍事訓練は見られない」と指摘されている。
さらに談話では、「世界で唯一無二に主権国家の『政権の終えん』を核戦略の主要目標にしている米国は、朝鮮民主主義人民共和国に対する武力使用を謀る場合、自分らも対等な代償を払うことになるということを覚悟しなければならない」とし、「外部の軍事的威嚇から国家の自主権と人民の安全、領土保全を守り抜くために必要な全ての措置を履行する準備ができており、米国が引き続き重大な軍事的挑発を仕掛けてくる場合、より強化された次の段階の措置を考慮することになるであろう」と強調されている。
米国は北朝鮮を核保有国とは認めず=米国務省 - Sputnik 日本, 1920, 01.11.2022
米国は北朝鮮を核保有国とは認めず=米国務省
韓国と米国は10月31日、5日間の日程で合同演習「ヒジラント・ストーム」を開始した。韓国軍と米軍は軍用機約240機を投入した。米国側からは海兵隊海軍陸軍も参加している。またオーストラリア空軍の空中給油機KC30Aも初参加し、在日米軍岩国基地に配備されているステルス戦闘機F35Bも参加。同機を韓国内の基地に展開させるのは初めてだという。
「ヒジラント・ストーム」は、北朝鮮との対話を目指した文在寅(ムン・ジェイン)前政権下で2018年に中止された「ヒジラント・エース」に似ている。
関連記事
北朝鮮、新たな核実験を行えば結果を被る=米国務省
【視点】韓国と北朝鮮の警告射撃の応酬は、米国の圧力によって引き起こされた可能性がある=専門家
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала