環境保護活動家らがスペインでゴヤの絵に「貼り付く」
2022年11月6日, 09:51 (更新: 2022年11月6日, 13:52)
© Sputnik / Igor Mikhalev環境保護活動家らがスペインでゴヤの絵に「貼り付く」
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サイン
環境保護団体「フトゥロ・ベジタル」(野菜の未来)に所属する活動家ら2人がスペインを代表する画家フランシスコ・デ・ゴヤの絵画に接着剤で「貼り付く」事件が起こった。事件はスペインの首都マドリードにあるプラド国立美術館で起こった。環境保護団体側がSNSへの投稿で明らかにした。
SNSに投稿されたツイートには、「私たちはプラド美術館でゴヤの絵に貼り付きました」と記されている。
🛑🛑 ÚLTIMA HORA
— FuturoVegetal (@FuturoVegetal) November 5, 2022
Nos pegamos a “Las Majas” de Goya en el Museo Del Prado.
La semana pasada la ONU reconocía la imposibilidad de mantenernos por debajo del límite de aumento del Acuerdo de París de 1.5° de temperatura media respecto a los niveles preindustriales. pic.twitter.com/0buAMbeziJ
先に国連は世界の平均気温の上昇を産業革命以前に比べて1.5度に抑えるという2015年のパリ協定で定められた目標を達成できないとしていた。団体側が公開したビデオ映像からは、活動家らがゴヤの作品『裸のマハ』と『着衣のマハ』に手を貼り付ける様子が確認できる。そして、活動家の隣には黒いペンキで「+1.5」のメッセージが描かれている。
現場には既に警察が駆けつけ、活動家らを拘束した。いずれもスペイン国籍だという。
エジプトでは11月6日から11月18日にかけてCOP27(第27回気候変動枠組条約締約国会議)が開催される。環境活動家らは果敢に各国が地球温暖化対策に取り組み、2015年のパリ協定で締結された義務を遵守するよう要求している。
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