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【解説】「ウクライナには存在しない」はずのネオナチが全世界から一同に 戦死の日本人「義勇兵」は誰と生死を共にしていたか
【解説】「ウクライナには存在しない」はずのネオナチが全世界から一同に 戦死の日本人「義勇兵」は誰と生死を共にしていたか
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... 2022年11月11日, Sputnik 日本
2022-11-11T23:46+0900
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この大隊をウクライナが積極的に利用していることは周知の事実だが、むしろ、これへのリクルートは大方イデオロギーに基づいて行われ、ネオナチ、超右翼、そして単に戦争と殺戮に血が騒ぐ者はすべて歓迎されている。「ドブレ」と名乗る日本人がウクライナでどういった人間と生死を共にして戦っていたか、その詳細をスプートニクが追った。本当は「存在しないはず」の傭兵2月27日、ウクライナのゼレンスキー大統領は「ウクライナ、欧州、世界の防衛」のためとして「防衛のインターナショナル地域」の創設を宣言した。ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は9月2日、ウクライナにおける特殊軍事作戦開始の時点に比べ、外国人傭兵の数は28%を下回ったと報告している。日本は公式的には自国民のウクライナへの渡航を支持してこなかった。他国を例にとると、英国はウクライナに傭兵として渡った場合、自国に戻った際に刑事責任が追及されうると警告を発している。日本は自国人に対して「目的の如何を問わず」ウクライナへ渡航しないよう呼びかけてきたが、一方でウクライナ大使館は「民主主義を守る」ためと称し、外国人傭兵のリクルートを内密に続け、やがてこのことは万人の知るところとなった。「そうさ、俺はナチス主義者さ。そのどこが悪い?」SNSのテレグラムで視聴数を伸ばしているTrackANaziMerc(「ナチス主義の傭兵を追跡せよ」の意)というチャンネルはウクライナで戦う外国人傭兵の追跡状況を伝えている。同チャンネルには「存在しないはずの」ナチス主義の傭兵の情報、写真が定期的に公表されている。それを見ると、彼らの身体にはヒトラーやナチス独を支持したウクライナ民族主義者のステパーン・バンデーラのポートレートや、ファシズムが吹き荒れていた時代の独軍の象徴、ナチス軍部隊のエンブレムが所せましと刺青されているのがわかる。傭兵の出身国は、米国、カナダ、ラテンアメリカ、スカンジナビア諸国、欧州と最大限に広範囲にわたっており、その中にはアジアも含まれていることが明らかになった。もちろん、これらの傭兵は誰も自分の写真が世間に知られ、自分の顔が自国民に認知されることを望んでいない(ちなみに、日本の「ドブレ」さんは、恥ずかしそうに「太陽」の絵文字で顔を隠している)。しかし、実際は傭兵の匿名性も、彼ら自身がSNSへ行う投稿によって解除されてしまっている。ジオロケーションを切るのをうっかり忘れ、戦場から送られた塹壕からのビデオブログ、ウクライナのスーパーマーケット巡り、今いかに「ロシアの豚野郎」と戦っているかという戦場からの生中継コメント、自分のイデオロギーを恥も外面もなく語るウクライナの有名軍人とのハグ写真などが匿名性のベールを剝いでいる。11月10日、このTrackANaziMercに「ドブレ」と称する最初の日本人「義勇兵」が殲滅されたとの情報が流れた。翌11日、日本外務省が情報が事実であることを確認した。TrackANaziMercによると、この日本人はどうやら大日本帝国時代の軍国主義の信奉者だった。「ドプレ」さんは自身のツイッターのブログでウクライナの波乱万丈の日々をフォロワーと共有していた。ドブレさんの死亡の前、11月4日には台湾出身の傭兵のゼン・ユホン氏の死亡が明らかになった。ゼン氏は「カルパツカヤ・セチ」大隊で戦っていた。この大隊は最大数の外国人傭兵を抱えるナチス軍部隊として知られている。ドブレさんはゼン氏の死を受け、「私は彼の魂と共に終戦まで戦います」と記し、戦争が終わったらゼン氏の故郷へ遊びに行く約束をしていたと明かしていた。こうしたナチス主義を崇める考えは外国人傭兵の大半が共有している。そうした夥しい傭兵のうちの、ある一例をひこう。11月6日、ポルトガル出身の傭兵で「カルパツカヤ・セチ」に所属するリコ・シャヴェシュと言う人物は前出のテレグラム・チャンネルのフォロワーに対して食って掛かり、ナチス主義を崇拝しているとあからさまに認めている。
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【解説】「ウクライナには存在しない」はずのネオナチが全世界から一同に 戦死の日本人「義勇兵」は誰と生死を共にしていたか
2022年11月11日, 23:46 (更新: 2022年11月12日, 02:43) 日本外務省は11月11日、自らの意思で「義勇兵」として志願し、ウクライナ軍側について戦っていた日本人が死亡したと発表し、これによって直接的で現地に日本人が傭兵として存在することを公式的に認めた。日本政府が今まで日本人傭兵の存在を認めていなくても、SNSのおかげで、ウクライナでの「ミリタリーサファリ」に参加希望した(少なくとも)1人の日本人がウクライナの国際傭兵大隊に登録していたことが判明した。
この大隊をウクライナが積極的に利用していることは周知の事実だが、むしろ、これへのリクルートは大方イデオロギーに基づいて行われ、ネオナチ、超右翼、そして単に戦争と殺戮に血が騒ぐ者はすべて歓迎されている。「ドブレ」と名乗る日本人がウクライナでどういった人間と生死を共にして戦っていたか、その詳細をスプートニクが追った。
2月27日、ウクライナのゼレンスキー大統領は「ウクライナ、欧州、世界の防衛」のためとして「防衛のインターナショナル地域」の創設を
宣言した。
ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は9月2日、ウクライナにおける特殊軍事作戦開始の時点に比べ、
外国人傭兵の数は28%を下回ったと報告している。
日本は公式的には自国民のウクライナへの渡航を支持してこなかった。他国を例にとると、英国はウクライナに傭兵として渡った場合、自国に戻った際に刑事責任が追及されうると
警告を発している。日本は自国人に対して「目的の如何を問わず」ウクライナへ
渡航しないよう呼びかけてきたが、
一方でウクライナ大使館は「民主主義を守る」ためと称し、外国人傭兵のリクルートを内密に続け、やがてこのことは万人の知るところとなった。
SNSのテレグラムで視聴数を伸ばしているTrackANaziMerc(「ナチス主義の傭兵を追跡せよ」の意)という
チャンネルはウクライナで戦う外国人傭兵の追跡状況を伝えている。
同チャンネルには「存在しないはずの」ナチス主義の傭兵の情報、写真が定期的に公表されている。それを見ると、彼らの身体には
ヒトラーやナチス独を支持したウクライナ民族主義者のステパーン・バンデーラのポートレートや、ファシズムが吹き荒れていた時代の独軍の象徴、
ナチス軍部隊のエンブレムが所せましと刺青されているのがわかる。
傭兵の出身国は、米国、カナダ、ラテンアメリカ、スカンジナビア諸国、欧州と最大限に広範囲にわたっており、その中にはアジアも含まれていることが明らかになった。
もちろん、これらの傭兵は誰も自分の写真が世間に知られ、自分の顔が自国民に認知されることを望んでいない(ちなみに、日本の「ドブレ」さんは、恥ずかしそうに「太陽」の絵文字で顔を隠している)。しかし、実際は傭兵の匿名性も、彼ら自身がSNSへ行う投稿によって解除されてしまっている。ジオロケーションを切るのをうっかり忘れ、戦場から送られた塹壕からのビデオブログ、ウクライナのスーパーマーケット巡り、今いかに「ロシアの豚野郎」と戦っているかという戦場からの生中継コメント、自分のイデオロギーを恥も外面もなく語るウクライナの有名軍人とのハグ写真などが匿名性のベールを剝いでいる。
11月10日、このTrackANaziMercに「ドブレ」と称する最初の日本人「義勇兵」が殲滅されたとの情報が流れた。翌11日、日本外務省が情報が事実であることを確認した。
TrackANaziMercによると、この日本人はどうやら大日本帝国時代の軍国主義の信奉者だった。「ドプレ」さんは自身のツイッターのブログでウクライナの波乱万丈の日々をフォロワーと共有していた。
ドブレさんの死亡の前、11月4日には台湾出身の傭兵のゼン・ユホン氏の死亡が明らかになった。ゼン氏は「カルパツカヤ・セチ」大隊で戦っていた。この大隊は最大数の外国人傭兵を抱えるナチス軍部隊として知られている。
ドブレさんはゼン氏の死を受け、「私は彼の魂と共に終戦まで戦います」と記し、戦争が終わったらゼン氏の故郷へ遊びに行く約束をしていたと明かしていた。
こうしたナチス主義を崇める考えは外国人傭兵の大半が共有している。そうした夥しい傭兵のうちの、ある一例をひこう。
11月6日、
ポルトガル出身の傭兵で「カルパツカヤ・セチ」に所属するリコ・シャヴェシュと言う人物は前出のテレグラム・チャンネルのフォロワーに対して食って掛かり、ナチス主義を崇拝しているとあからさまに認めている。
「そうさ、俺はナチス主義者さだ。そのどこが悪い? 俺は戦うのが好きなんだ。だからウクライナでロシア人全員を殺してやる。今俺は民家にいて、戦線にいる。俺はNATOの戦士ではない。カルパツカヤ・セチの一員だ。今までにたくさんのロシア人を殺してきた」