ポーランド東部での爆発について米国務省がコメント 、「情勢悪化は目指さない」

© AP Photo / Pablo Martinez Monsivaisポーランド東部での爆発について米国務省がコメント 、「情勢悪化は目指さない」
ポーランド東部での爆発について米国務省がコメント 、「情勢悪化は目指さない」 - Sputnik 日本, 1920, 16.11.2022
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米国はウクライナを巡る情勢で、事態のエスカレートは目指していない。米国務省のヴェダント・パテル報道官が表明した。
先にポーランド・メディアは、2発の「ミサイル」がポーランド東部ルブリン県に着弾したと報じていた。これにより民間人、2人の死亡が明らかになっている。ルブリン県はウクライナ、ベラルーシと接している。ポーランド政府は爆発物が「ミサイル」だったとは正式に表明していないほか、それを発射した主体についても断定していない。
パテル報道官はポーランド東部で発生した爆発について、「米国は情勢悪化を一切目指していない」とブリーフィングの中でコメントした。
この事態を受け、ジョー・バイデン大統領はポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領と電話会談し、事態の究明に向けてポーランド側の調査を全面的に支援すると表明している。
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ポーランド・メディアが報じる「ミサイル」の破片について、ロシア国防省はロシア軍が使用しているものとは全く関係ないとしている。
軍事専門家のアレクセイ・レオンコフ氏がリアノーボスチ通信の取材で発言したところによると、今回の事態はウクライナ側が発射した旧ソ連製の地対空ミサイルS-300ミサイルによる爆発の可能性が高いという。ウクライナ軍の発射した弾道ミサイルが居住区に着弾する事態はこれまでにも多数確認されている。
米国防総省はこの事態を受け、事実確認を進めている。事実確認が完了するまでNATO第5条(集団自衛)について言及する時ではないと公式に表明している。
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