ウクライナが電力不足を理由にハンガリ―向け露産原油パイプラインの稼働を停止、友好国チェコには引き続き供給
2022年11月16日, 09:35 (更新: 2022年11月16日, 09:39)
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ウクライナは電力不足を理由にハンガリー向け石油パイプライン「ドルジバ」の稼働停止を発表した。パイプラインの輸送を手掛ける露トランスネフチ社のイーゴリ・ジョーミン副社長がリアノーボスチ通信の取材に応じた中で明らかにした。
トランスネフチ社によると、ウクライナ側は電力不足を理由にハンガリー向けパイプラインの稼働停止を連絡したという。
🇺🇦🇭🇺 Ukraine stops pumping oil to Hungary through Druzhba pipeline, cites voltage drop as the reason. pic.twitter.com/Nqcnh8r9E7
— aareporter🕊 (@aanjuwon) November 15, 2022
「ドルジバ」は ロシア南西部サラマ州を起点とし、北ルート（ベラルーシ、ポーランド、ドイツ）と南ルート（ウクライナ、チェコ、スロバキア、ハンガリー）に分かれている。ハンガリーと同じく南ルートのチェコ向けパイプラインは問題なく稼働している。
⚠️ Czechs have not observed disruption in oil flow via Druzhba pipeline
— PiQ (@PriapusIQ) November 15, 2022
- Reuters on https://t.co/ymHY6x4lOb pic.twitter.com/ny4aF1p0HN
チェコは反ロシアの方針で知られる一方、ハンガリーは対露制裁への発動に慎重な姿勢を示している。
ウクライナ政府の対応を受け、ハンガリー政府は安全保障会議を開催して対応を急いでいる。ハンガリーの石油会社MOLによると、国内の戦略備蓄は3ヶ月分しかないという。
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