G20サミット首脳宣言採択 2月以降初
2022年11月16日, 16:55 (更新: 2022年11月16日, 20:34)
© AP Photo / Willy KurniawanG20サミット
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G20諸国は、インドネシアのバリ島で開催されている首脳会議(サミット)で首脳宣言を採択した。インドネシアのジョコ・ウィドド大統領によると、バリ島での宣言はG20の枠組みで今年2月以降初めてのものとなった。
多数のG20諸国がウクライナでの軍事行動を非難しているが、「この状況に関する別の意見」もある。
G20諸国は、ウクライナ紛争が世界経済の既に存在する問題を悪化させたと指摘している。
核兵器の使用または核兵器使用の脅迫は許容できない。
G20 諸国は、穀物輸出合意の重要性を強調し、その延長を支持している。
G20諸国は、エネルギー需要が手頃な価格のエネルギー供給と合致することを保証する必要性を強調した。
G20 諸国は、人道活動を制裁対象から除外することを支持している。
G20諸国は、飢饉を未然に防ぎ、食料サプライ チェーンを改善するために早急に措置を講じる。またG20は、世界貿易機関(WTO)の関連する規定と相反する方法で食料と肥料の輸出を禁止または制限しないことの重要性を確認した。
G20の首脳は、汚職対策、マネーロンダリング対策、テロ資金供与対策の強化を呼びかけた。
ロシアのラブロフ外相は15日、G20サミットの首脳宣言について、西側諸国は G20のすべての国の名のもとにロシアの行動を非難しようとしたが、草案には状況に関するロシアの評価も含まれたと指摘した。
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