https://sputniknews.jp/20221117/13836105.html

「公開処刑と投石」タリバン最高指導者、シャリアの完全順守求める

「公開処刑と投石」タリバン最高指導者、シャリアの完全順守求める

Sputnik 日本

アフガニスタンで権力を掌握したイスラム主義組織タリバン（ロシアでは活動が禁止され、テロ組織として認定されている）の最高指導者ハイバトゥラ・アクンザダ師は、公開処刑、投石、体罰、窃盗に対する手足の切断など、イスラム法（シャリア）のきまりを国内で完全に実施するよう求めた。ガーディアンが報じた。 2022年11月17日, Sputnik 日本

2022-11-17T19:03+0900

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ガーディアンによると、アクンザダ師はアフガニスタン社会へのメッセージで「窃盗、誘拐、扇動に関する事件を注意深く調べよ。これらは、そこでシャリアのハッド刑とキサース刑のすべての要求を順守しなければならない事件だ… それがシャリア法であり、私の命令は義務的であり、履行されなければならない」と述べた。専門家らは、タリバンはこのような形で徐々に失われ始めた恐怖心を社会に起こさせようとしているほか、他のイスラム教国の中で自国の宗教的アイデンティティを強化しようとしているとの見方を示しているという。ガーディアンは、シャリア法におけるハッド刑とキサース刑について説明している。ハッド刑は「目には目を」の原則に基づいた刑罰で、不貞行為や事実に基づかない不貞行為の告発、飲酒、誘拐、強盗、背教行為、反乱などが対象となる。キサース刑は、殺人や傷害が対象。故意に他人に身体的損傷を与えたり殺害した場合、被害者または遺族は報復する権利がある。また、報復する代わりに賠償金を受け取ることもできる。先に、アフガニスタンでタリバンがデモ鎮圧用の婦人部隊を創設したと報じられた。関連記事

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