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3年ぶり日中首脳会談 岸田首相、尖閣問題で習主席に「深刻な懸念」伝える
3年ぶり日中首脳会談 岸田首相、尖閣問題で習主席に「深刻な懸念」伝える
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日本の岸田文雄首相と中国の習近平国家主席との首脳会談が日本時間17日午後、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会談に合わせてタイのバンコクで行われた。岸田首相は会談後、「日中関係の大局的な方向性とともに、課題や懸案、協力の可能性について、率直かつ有意義な議論ができた」と述べた。 2022年11月17日, Sputnik 日本
2022-11-17T22:31+0900
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2022年は、日中両国の国交正常化から50年の節目に当たる。両国はこの機会をとらえ、3年ぶりとなる対面での首脳会談を実現した。会談は約45分にわたり行われた。会談後の記者会見はTBSなど日本の各メディアが生中継した。それによると、今回の会談では次のような内容が話し合われた。日中関係経済・交流安全保障問題北朝鮮習主席も「今年は両国の国交正常化から50年。両国はアジアと世界にとって重要な国で、多くの共通の利益や協力する空間がある」「新たな時代の要求に合致した中日関係を構築したい」と友好的関係発展に前向きな姿勢を示した。一方、共同通信などによると、台湾問題では「中国内政への干渉は受け入れない」として日本側をけん制した。また、ウクライナ情勢について岸田首相は「核兵器を使用してはならず、核戦争を行ってはならないという見解で習主席と一致した」と述べた。一方、具体的に習主席からどういった発言があったかと記者から問われると、「先方の発言について詳細を話すのは控える。これは国際会議の常識だ」と明言を避けた。これに先立ち、習主席はG20のフィールドでのカナダのジャスティン・トルドー首相と会談。その後、話し合いの機密内容がマスコミに洩れたとして、トルドー首相に不快感を示したと報じられていた。
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岸田文雄, 習近平, 中国, 政治, 国際, 日中関係
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3年ぶり日中首脳会談 岸田首相、尖閣問題で習主席に「深刻な懸念」伝える
2022年11月17日, 22:31 (更新: 2022年11月19日, 19:04) 日本の岸田文雄首相と中国の習近平国家主席との首脳会談が日本時間17日午後、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会談に合わせてタイのバンコクで行われた。岸田首相は会談後、「日中関係の大局的な方向性とともに、課題や懸案、協力の可能性について、率直かつ有意義な議論ができた」と述べた。
2022年は、日中両国の国交正常化から50年の節目に当たる。両国はこの機会をとらえ、3年ぶりとなる対面での首脳会談を実現した。
会談は約45分にわたり行われた。会談後の記者会見はTBSなど日本の各メディアが生中継した。それによると、今回の会談では次のような
内容が話し合われた。
岸田首相は習主席に対し、「現在日中関係は様々な協力可能性とともに、多くの課題や懸案にも直面しているが、日中関係は地域と国際社会の平和と安定にとって、ともに重要な責任を持っている大国だ」と伝えた
建設的で安定的な日中関係構築のため、双方が努力していくことで両首脳が一致
中国での人権や日本人拘束について日本側の立場に基づいて申し入れた
経済や国民交流、環境・省エネなどのグリーン経済、医療介護など双方の利益になる形で協力を後押し
青少年交流など双方の利益になる国民交流を再活性化させていくことで一致
岸田首相は習主席に対し、尖閣諸島を含む東シナ海情勢、中国弾道ミサイルなどの軍事的活動について「深刻な懸念」を表明
安保理を含め、中国が役割を果たすことを期待すると述べた
習主席も「今年は両国の国交正常化から50年。両国はアジアと世界にとって重要な国で、多くの共通の利益や協力する空間がある」「新たな時代の要求に合致した中日関係を構築したい」と友好的関係発展に前向きな姿勢を示した。一方、共同通信などによると、台湾問題では「中国内政への干渉は受け入れない」として日本側を
けん制した。
また、ウクライナ情勢について岸田首相は「核兵器を使用してはならず、核戦争を行ってはならないという見解で習主席と一致した」と述べた。一方、具体的に習主席からどういった発言があったかと記者から問われると、「先方の発言について詳細を話すのは控える。これは国際会議の常識だ」と明言を避けた。
これに先立ち、習主席はG20のフィールドでのカナダのジャスティン・トルドー首相と会談。その後、話し合いの機密内容がマスコミに洩れたとして、トルドー首相に
不快感を示したと報じられていた。