Место утечки на газопроводе Северный поток-2 у берегов датского острова Борнхольм - Sputnik 日本, 1920
「ノルドストリーム」の爆破工作
ガスパイプライン「ノルドストリーム」と未使用の「ノルドストリーム2」で爆発が発生したのは2022年9月。ドイツ、デンマーク、スウェーデンは工作活動による破壊の可能性を否定しなかったが、爆破の犯行を認める声明はいずれの側からも出されなかった。ところが2023年2月初め、ピューリッツァー賞受賞の調査報道記者、シーモア・ハーシュ氏が、破壊工作に米国が関与というすっぱ抜き記事を発表。米国はこれを否定したが、ロシアは「ノルドストリーム」の爆発が破壊行為だったという新情報を受けて、国連安全保障理事会の開催を要請した。特設コーナーは、破壊工作の捜査に関する最新情報、専門家の評価や見解を逐次掲載しています。

スウェーデン 「ノルドストリーム」ガス漏れの原因は破壊工作と断定

© 写真 : Forsvarskommandoenパイプライン「ノルドストリーム」の事件現場
パイプライン「ノルドストリーム」の事件現場 - Sputnik 日本, 1920, 18.11.2022
サイン
スウェーデン保安局は、天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」で発生したガス漏れは、破壊工作によるという説が調査で確認されたと発表した。
調査では、爆発によってパイプラインが大きく損傷したことが判明した。またその調査では、複数の「外国の製品」が押収され、その多くから爆発物の残骸が検出されたという。
同局のプレスリリースでは、「今回の調査では、ノルドストリームが重大な破壊工作を受けたことが明らかになった」と述べられている。
「ノルド・ストリーム-2」 - Sputnik 日本, 1920, 20.10.2022
テロが発生した「ノルド・ストリーム」の修復は可能=デンマークのエンジニア
その声明では、バルト海で行われた調査について、「ノルドストリームの爆発による甚大な被害については、徹底的に詳細に記録している」と記されている。
9月26日、ロシアが欧州向けにガスを輸送するパイプライン「ノルドストリーム1」と「ノルドストリーム2」の2か所で同時にテロが行われた。
これよりも前、ノルドストリームで発生した爆発直前に確認された2隻の正体不明の船舶は、偵察任務を遂行していた可能性があると報じられた。
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