ユーザーらが「グッバイ、ツイッター…」 RIPTwitter 社員の大量解雇が背景

© FREDERIC J. BROWNイーロン・マスク/ツイッター
イーロン・マスク/ツイッター - Sputnik 日本, 1920, 19.11.2022
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ツイッターは不穏の時代に突入したようだ。アカウントの信頼性を確証するための「ツイッターブルー」の提供額の月8ドル(約1100円)の値上げなど、イーロン・マスクCEOはプラットフォームに効果のほどが疑わしい急進的な変革を導入すると、ツイッターでは最高幹部をはじめとする社員の半数が離職した。
11月16日、マスク氏はツイッター全社員に対し、一斉にメールを送信。メールの内容は、このまま会社に残り、「ハードワーク体制」で働くか、退職するか、選択を迫るものだった。
「これはつまり、高い集中度で長時間働くことを意味する…。卓越したパフォーマンスだけが合格点とみなされる」
その結果、数百人の社員がマスク氏の提示条件を拒否。離職者らはフェアウェル・ポストのフラッシュモブを行った。翌17日、ハッシュタグ#RIPTwitter と#GoodByeTwitterがトレンドになった。管理職をはじめとする大量離職を知ったユーザーはツイッターは終わったと考え始めた。
ユーザーらはマスク氏はツイッター買収後にこれを破壊する気だと考えている。この事態になる前にマスク氏は有料「認証バッジ」の青いチェックマークを導入するかと思えば、一時停止したり、意味を把握しがたいツイッターを発したり、最高幹部らを解雇したりと考えられないような行動をとっていた。
マスク氏自身といえば、離職の話を今回はジョークもまぜ、もっぱら吹聴するだけで、墓石のそばにいる男性のミームをポストし、ツイッターが葬り去られても自分は全く構わないといった様子を示している。
マスク氏はツイッターの終焉を性急に預言する者たちを笑い飛ばし、「ツイッターを生かしておくチャンスはある」とジョークを飛ばした。
10月末、電気自動車メーカー「テスラ」と宇宙機器メーカー「スペースX」を所有するマスク氏は440億ドル(約6兆5000億円)でツイッターの買収を完了。ツイッター買収でマスク氏は同社を借金から救い、収益性を回復すると約束すると約束していたが、現時点では効果が疑わしい変革を多く行い、数千人の大量離職を招いただけに終わっている。
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